吹奏楽の編曲依頼というのはたまに頂くんですが、
普通の吹奏楽の曲を小編成のものへ編曲するというのがたまにあるんですよ。
どうしても大人数で演奏する印象のある吹奏楽ですが、
団員あるいは部員の少ないところなどは、
楽器を掛け持ちしたり、あるいは独自に編曲を施したりして、
公演するのに耐えうるものを作り出そうと試みます。
作曲家が作り上げたものを、自分たちの都合で切り貼りするというのはどうなんだろう、とは私も思うところではあるんですが、この話を始めるとたぶん相当長くなると思いますので、ここでは多くは語りません。
ただ、あんまり気持ちの良いことではないとは思いますけどね。
で、小編成、まあ20人程度で演奏するものをやることが多いんですが、
そんな編曲をする際に、以前友人から見せてもらった楽譜の一つが、
清水大輔さんの「永遠(とわ)なる恵み」という楽曲でした。
小編成のために書かれた楽曲ですね。
【小編成】永遠(とわ)なる恵み/清水大輔 The Eternal Sounds Daisuke Shimizu
こういう曲を紹介する時に思うんですけど、
私は「変拍子」が大好きなんだなと・・・(笑)
私自身もよく変拍子をアレンジに取り入れることが多いので、
やっぱりひかれあうものがあるんでしょうね、きっと。
小編成ゆえに他の吹奏楽曲よりも個々の負担が大きい楽曲ですが、
映画音楽的な印象もあるので、演奏してて気持ちよいはずです。