旧ソ連で生まれ、のちにフランスへ亡命したエディソン・デニソフ。
私の中では「美」を探求した作曲家という印象ですけど、
まあ、現代音楽という範疇でのお話なので、
聴く人が聞くと「?」ってなるんだろうな、とはおもいます(笑)
室内楽や声楽曲でも佳作を多数残していますが、
一番最初に聞いた「ピアノ協奏曲」が印象深いです。
Edison Denisov: Piano Concerto (w/ score) (1975)
ものすごく精緻に書かれた楽譜、という感じを受けますが、
どちらかというと緊張感というよりは静謐な音色です。
激しい部分もあるにはありますけどね。
どちらにしろ、演奏するのはなかなか大変そうです・・・
私は好きなんですけどね、こういうのも。