音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その72

ベルギーの現代音楽作曲家、アンリ・プスール。

プスールといえば電子楽器(シンセサイザー)なんですけど、

器楽曲においても秀作を多く残しています。

 

大作でいうと「Paysages planétaires」(プラネタリウムパサージュ)あたり。

3時間を超える大曲ですけど、たぶん全部は一度も聞いたことないかもしれないです。

 

室内楽では「Madrigal」(マドリガル)が好きです。

1~3までありますけど、どれも緊密な音色を携えています。

1はクラリネットソロ、

2はフルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリン、チェンバロ

3はクラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、打楽器(2人)

と、同じテーマですが、編成が大きく異なっています。

 


Madrigal II für Flöte, Violine, Viola da gamba und Cembalo

 


Henri Pousseur Madrigal III ( pour clarinette et cinq instruments )