現代音楽を主に聞いていたのは学生時代という話は、
このブログでもかなりの回数書いてきているとは思いますが、
実は最近のもちゃんと聞いています。
アメリカの現代音楽の作曲家、ポール・モラヴェックの作品も、
10年くらい前に聞いて、その音に刺激を受けました。
クラリネット、チェロ、ヴァイオリン、そしてピアノという室内楽編成、
というところも私の好みとするところではありますが、
その音色はかなり巧緻な印象が強いですね。
5楽章すべてにその戯曲の登場人物の名前が冠されています。
(エアリエル、プロスぺロー、キャリバンなど)
ベートーヴェンのピアノソナタにも「テンペスト」という通称を持った曲がありますし、
チャイコフスキーもこの戯曲を基に作曲を施しています。
このほかにも「時の回廊」という楽曲もおすすめです。
40分にもわたる室内楽曲ですが、聞いてて飽きません(主観ですけどw)。