音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その59

作曲家の長生淳さんというと、

私の中では編曲家という印象がとても強いんです。

吹奏楽室内楽への編曲などで知られている方でもあり、

私のようなゲーマー世代だと「三国志IV」の音楽を思い出します。

(サントラ、めっちゃかっこいいのでおススメ)

 

ここ数年で長生さんに抱いていた印象が変わりました。

それは「香り立つ刹那」という吹奏楽コンクールの課題曲を聞いたときのことです。

 


2012年度課題曲(Ⅴ) 香り立つ刹那

 

映像音楽などでその名を知った私としては、

こういう純音楽を長生さんが書くことに驚いたんですよ。

 

吹奏楽にそれほど明るくない私ですが、

ここ4、5年で長生さんの作品をたくさん聞きました。

「楓葉の舞」という作品は20分を超える大曲ですが、

とても抒情的で、心地よいウインドアンサンブルを堪能できます。

 


四季連禱:4. 楓葉の舞/長生淳(Fluttering maple leaves : Jun Nagao)