映画「シャイン」のことをこのブログで書いたかどうか覚えてないんですが、
まあ、書いた本人がわかってないので書きます(笑)
実在のピアニストの半生を描いた映画「シャイン」。
私も映画館で見た記憶があります。
映画自体の記憶はほとんどないのですが、使われた音楽は憶えています。
サウンドトラックも当時購入したものを今でも持っています。
まあ、サントラでの演奏のクオリティ自体、
それほど高いとは思わなかったんですけど(笑)
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番や、ショパンの英雄ポロネーズ、雨だれ、
リストのラ・カンパネラなど、有名なクラシックの音楽が使われています。
映画の音楽を担当したのは、デヴィッド・ハーシュフェルダー。
オーストラリア生まれの作曲家で、
映画音楽だと他には「エリザベス」も担当しています。
「シャイン」も「エリザベス」もそうですが、
クラシックのエッセンスを織り込んだ曲作りには定評があるようです。
で、サントラなんですけど、使われているクラシックだと、
ヴィヴァルディの「グロリア」の1曲が特に印象深いんです。
第1曲「いと高きところには神の栄光(Gloria in excelsis Deo)」が、
映画では効果的に使われていました。
Vivaldi - Gloria: 1. Gloria in excelsis Deo - Trevor Pinnock - The English Concert
ヴィヴァルディというと「四季」(『和声と総意の試み』)が有名ですが、
宗教楽曲でも作品を多く残しています。
紹介した「グローリア」もそうですし、
「スターバト・マーテル」も私の大好きな楽曲の一つです。
おっと、これは余談でしたね。
映画の印象的なシーンというと、それこそ星の数ほどあるんですが、
リムスキー=コルサコフの「くまんばちの飛行」を演奏するところは、
鮮烈に印象に残っています。
Shine - Flight of the Bumblebee
こうして「シャイン」のことを書いてると、また映画をみたくなってきたので、
TSUTAYAへ行ってきます(笑)