音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その48

ギリシャの現代音楽作曲家、ニコス・スカルコッタス。

 

そのご多分に漏れず、やはり学生時代に現代音楽へ傾倒していた頃に、

聞いていた作曲家の一人です。

大編成よりも室内楽に偏愛傾向のあった当時の私は、

当時レコードで彼の室内楽曲集を手に入れて聞いていたんですが、

彼の「コントラバス協奏曲」に出会ってある種の衝撃を受けました。

 


N. Skalkottas-Concert for Contrabass and Orchestra, Tasos Kazaglis, Greek Radio Symphony Orchestra

 

シェーンベルクの弟子のひとりであった彼は、

ギリシャにおける12音技法の先駆者としてその名を知られています。

まあ、こういう曲ばかりではなく、民俗的楽曲もいくつか書いてはいますけど。

 


Skalkottas 5 Greek Dances - Archi dell'Orchestra Filarmonica di Torino