バルネ・ウィランのサクソフォンを聞くと、
きわめて個人的な感想ですけど、
「心に灯がともる」ような感覚を味わうことが多いです。
それは、彼の1stアルバムの「バルネ」からずっとそうでした。
このアルバムの1曲目「危険な関係のブルース」でもそうですし、
2曲目の「Cry Me A River」でもその音色を聞くと、
そうした感覚をおぼえることが多い稀有なプレイヤーです。
アルバムのどの曲も名演と思うんですが、
この中から1曲を選ぶとすれば、
アルバム最後のミシェル・ルグラン「I Will Say Goodbye」ですかね。
Barney Wilen I Will Say Goodbye New york romance 1994
個人的にはこのタイトルを聞くとBill Evansのアルバムを思い出すんですけど(笑)
このアルバムだと、
「You'd Be So Nice To Come Home」と同じくらい大好きな曲です。
Barney Wilen You'd Be So Nice To Come Home New york romance 1994