音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Barney Wilen Quartet / New York Romance【ジャズのススメ 85】

 

New York Romance

New York Romance

 

 

バルネ・ウィランのサクソフォンを聞くと、

きわめて個人的な感想ですけど、

「心に灯がともる」ような感覚を味わうことが多いです。

それは、彼の1stアルバムの「バルネ」からずっとそうでした。

このアルバムの1曲目「危険な関係のブルース」でもそうですし、

2曲目の「Cry Me A River」でもその音色を聞くと、

そうした感覚をおぼえることが多い稀有なプレイヤーです。

 

アルバムのどの曲も名演と思うんですが、

この中から1曲を選ぶとすれば、

アルバム最後のミシェル・ルグラン「I Will Say Goodbye」ですかね。

 


Barney Wilen I Will Say Goodbye New york romance 1994

 

個人的にはこのタイトルを聞くとBill Evansのアルバムを思い出すんですけど(笑)

このアルバムだと、

「You'd Be So Nice To Come Home」と同じくらい大好きな曲です。

 


Barney Wilen You'd Be So Nice To Come Home New york romance 1994