音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その40

モートン・フェルドマンの音楽は、長いんです。

 

静かな音が延々と続くような感じで、

ずっと聞いていると彼我の境界が怪しくなることうけあいです。

私は好きなんですけどね、こういう音。

 

彼の音楽で最初に出会ったのは「ピアノと四重奏曲」でした。

彼の晩年の作品ですね。

 


Morton Feldman - Piano and String Quartet (1985)

 

アメリカの現代音楽の作曲家、モートン・フェルドマン

私が出会ったのは他の現代音楽と同じで、音大にいた頃になります。

一時期、現代音楽に傾倒し、そればっかり聞いていた時もありました。

そうして作られた私の音楽も、少しずつ変化したような気がします。

特にフェルドマンの音楽は、静かで長い曲が多いこともあり、

一日中彼の曲ばかり聞いていたころもありましたね。

今にして思うと、何かにとりつかれていたように思えます(笑)