チェコの作曲家、ヴィクトール・ウルマン。
歌曲を多く作ったことでも知られてますが、
私の中では「ピアノの人」としての一面が際立つように見えます。
彼の作品、「シェーンベルクの主題による変奏と重奏フーガ」は、
そんなピアノ作品でも特に知られているものの一つです。
Variationen und Doppelfuge / Viktor Ullmann
フーガが大好きな私としてはこの曲も好き、と言いたいところですが、
この曲を聞いたのが、音大在学中ではなく、
すでにプロとしての音楽家から足を洗って、
音楽を生業としなくなったころだったというところが、
私の能力の限界を知らしめる、という曲の一つとなっております(笑)。