スピッツの「楓」という曲をよく聞きます。
スマッシュヒットを記録した作品も多いんですけど、
この「楓」という曲は、そうしたメジャーな曲とは少し違う、
と私の中では思っています。
メジャー曲よりも少しマイナーな曲が好き、というのもあるかもしれません。
この場合の「メジャー」「マイナー」というのは、
人気や知名度の上下のことを指しています。
もちろんメジャー曲にはメジャー曲の良さもあります。
それが嫌いというわけではないんですけど、
ニッチな思考になりがちな私は、
スポットライトに当てられない曲にこそ注目することが多いです。
Superflyだったら「愛をこめて花束を」でしょう?という人も多いですけど、
一番再生数が多いのは「Deep-sea Fish Orchestra」や「See You」だったりします。
かといって、私自身それほどSuperflyのファンではないんですけどね・・・
ゲーム「ゼノブレイド」だったら、
「機の律動」や「燐光の地ザトール夜」あたりが有名で人気ですけど、
再生数でいうとこの2曲はそれほど多くなくて、
一番多かったのは「メインテーマ」と「コロニー9」でした。
(まあこの2曲もマイナーではないんですけど・・・)
ゼノブレイドのサントラは持っていますけど、
全体を通してそれほどの回数を聞いているわけでもありません(笑)。
という感じです。
ランキングで上位にランクインしている曲よりも、
ベスト10圏外の方に目が行ってしまう傾向が強いんです。
この辺りの匙加減というか、心の機微というか、
なかなか理解されないことが多いんです。
だから、必然的に周りの意見に迎合してしまって、
メジャー曲を褒めちぎってしまう自分が、たまに嫌になることもあります。
メジャーがよくてマイナーが悪い、というわけでもなく、
メジャーよりもマイナーが好みってだけなんですよね。
飲み会とかネットのオフ会とかでも、
そういう傾向というか思考の人は結構少ない印象で、
なかなか音楽のことを本音で語れることがないんです。
そのことを悲観的にとらえているわけではないんですけど、
「わかるわかる!」って人がもしいたら、その人と朝まで語り合いたいです。
・・・単に「友達少ないだけじゃないの?」とか言わないでください(笑)