Gloria in excelsis Deo
という文章で始まるのがグローリアと呼ばれるものです。
「栄光」とも訳されるこの言葉ですが、
音楽分野でも数多くの作曲家がミサ曲の一つとして、
または単独で音楽作品を作っています。
フランスの作曲家、プーランク。
彼もまた「Gloria」を作曲した一人です。
聖書の一節を引用した歌詞に、
少しプーランクらしい洒脱な音色が若干抑え気味な気がするのは、
私だけではないと思いたいところですが、
それでもやはり全体を通して聞くと神々しく聞こえてくるから不思議なものです。
以前この曲を生で聞いたときは感動で打ち震えたものです。
ベルリオーズのテ・デウムとあわせて拝聴したのは結構前のことなんですけど(笑)。
こういう音楽も無性に聴きたくなる、そんなお年頃です。