ちょくちょくここで話している私のお仕事の話。
羽田空港で働いているのは本業、
音楽関係のお仕事は副業、と割り切っています。
とはいえどちらも全力でやるってことに変わりはないです。
昨日電話がありまして。
いつものごとく編曲のご依頼でした。
ジャズっぽくということなので、ピアノ、ドラムス、ベースって感じですね。
ジャズのアレンジをするときも、
私はなるべくすべての音を楽譜に落とし込むようにしています。
コードだけ書いて、あとは適当にっていうのもありなんですけど、
私が楽譜を書く時のマイルールみたいなものがあって、
「誰が演奏しても同じ音になる」ようにしています。
もちろんスキルの違いなどもあるとは思うんですが、
「ここのソロはアドリブで」とか、
「ここはフリーで大丈夫です」といった指示をすると、
その時々によって演奏が変わってしまうんです。
当たり前の話ですよね。それはそれで楽しいんですけど、
やっぱり楽譜として残すからには、
編曲者の意思というか信念というか、そういうのも入れたいんですよ。
だから、アドリブっぽいフレーズも全部書き起こしています。
「それはもうジャズじゃない」という意見もあるんでしょうけど、
アレンジを依頼されたからにはそこはこだわります。
ジャズで、というリクエストならそういう風に対応もしますけど、
「ジャズっぽく」という依頼なので今回はすべての音を落とし込む予定です。
締め切りが厳しいのはいつものことなんですが・・・(笑)
がんばります!!