先日テレビでフランスの現代音楽作曲家であるオリヴィエ・メシアンの、
トゥランガリラ交響曲全曲の演奏会の模様が放送されていました。
個人的にも好きな楽曲ですし、大学でも研究対象だった曲なので、
思い入れはかなり強いんですけど、メシアンの代表曲の一つでもありますし、
以前にもブログで書いた通り、編成の大きなものよりも室内楽が好みなので、
違う曲を紹介しようと思います。
いろいろ考えたんですけど、
私がメシアンに傾倒していったきっかけの曲の一つにしました。
「四つのリズムのエチュード」です。
Olivier Messiaen, Quatre études de rythme (Yvonne Loriod)
こういう曲を聞いていると私自身ものすごく分析欲をかきたてられるんですが、
この曲自体がかなり実験的な側面も持ち合わせており、
後の現代音楽に多大な影響を与えた曲の一つであることは間違いないです。
個人的には楽譜を見ながら演奏を聴くと面白い、とは思うんですけどね。
演奏会で聞くとかなり聞く側にも集中力を要求されるので、
演奏を聞き終わった後、どっと疲れます(笑)