1986年2月21日。
32年前の今日。あるひとつのゲームが発売されました。
そこからさかのぼること2年半ほどまえに発売された任天堂ゲーム機、
ファミリーコンピュータ。
その拡張機器として発売されたディスクシステム。
そのローンチタイトル(同時発売)として二つのソフトが産声を上げます。
一つはアクションRPG「ゼルダの伝説」、
そしてもう一つはアクションゲーム「謎の村雨城」です。
特に謎の村雨城は難易度が異常に高く、
「これほんとにクリアできるのか」と後世にまで伝えられ・・・・
ああ、謎の村雨城の話じゃなかったですね(笑)。
どっちもプレイ済みな人間なので危うく長々と語りそうになりました。
さて気を取り直して。
「ゼルダの伝説」32周年おめでとうございます。
最新作である「ブレスオブザワイルド」まで、
任天堂のゲーム機器でさまざまな形態に姿形を変えつつも、
謎解きの楽しさとアクションの面白さを伝えてくれたシリーズです。
「ゼルダのどのシリーズ作品が好きですか?」というのをよく聞かれます。
プレイ時間でいうと圧倒的に「ブレスオブザワイルド」なんですけど、
どの作品にもそれぞれ良さがあって、一つだけ選ぶというのは難しいです。
というか、全部好きです!!
32周年の記念日なのでぶっちゃけますけど、
そりゃもういろいろと欠点のある作品もありました。
やってた当時はムカついたり腹が立ったりで、
おもむろにリセットボタンを押したり、壁や床に八つ当たりをした時もありました。
謎が解けなくて数日間同じところをさまよったり、
目的地がわからなくなって途方に暮れたことも一度や二度ではありません。
(ファミコン、スーファミ時代の話です)
ただ、そうした経験も今から思うといい思い出になっています。
リアルタイムですべてのゼルダシリーズをプレイしているので、
(ほぼすべて、ではなく、本当に「すべてのシリーズ」です)
思い入れもひとしお、と言われるとその辺はちょっと自ら疑問視しています。
年のせいかどうかはわかりませんが、記憶に残っていないものもありますし。
ただその時そのとき、純粋にゼルダシリーズを楽しんでるだけなんですよね。
記憶に残るゲームばっかりではあるんですが、細かいところはうろ覚えです。
ただ、幸か不幸か音楽に関しては記憶力がいかんなく発揮されてて、
BGMなどを聞いているとその当時プレイしていた光景がありありと浮かんできます。
なんだか昔ばなしばかりになってしまいました。
昨年3月に発売された最新作を未だにプレイしているっていうのは、
飽き性を地でいく私からすると驚異的なことでもあるんですけど、
それだけのポテンシャルをブレスオブザワイルドが持っていることの証でもあります。
是非皆さんプレイしてみてください、と言いたいところなんですが、
どんなゲームにも向き不向きは必ずあると思いますので、
ゼルダシリーズは用法用量を守って正しくプレイしてください。
ありがとう。そしておめでとう。
本当にいいゲームです。