音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ドラゴンクエストXIの音楽のこと

ブログの更新が遅れているのは全てこれが理由です(笑)。

すいません・・・

 

さて、一応クリアをしたのでドラクエ11のことを書きます。

 

私はリアルタイムでほぼ全てのドラクエのナンバリングタイトルをプレイしてます。

10についてはオンラインという要素もありましたが、

最後までプレイしていない唯一のタイトルとなってます。

9月にリリースされるNintendo Switch版で復帰するつもりですが、

出来ればボスだけでも倒しておきたいところです・・・

 

11の話でしたね。

ストーリーは本当に素晴らしかったです。

涙流したことも一度や二度ではないですし、

胸につまされるシーンもたくさんありました。

シナリオの完成度は相当高いものだったと思います。

 

そして話題は11の音楽の話なんですけど。

 

実はそれほど琴線に触れた音楽が無かったというのが正直なところです。

音源がしょぼいとか二番煎じとか使い回しが多い、といった、

今回の11に対する音楽の批判もちょくちょく目にしていますが、

そういう面も一概に否定できない部分もあるといえばあります。

船の曲は新曲で聴きたかったよなぁ、とか、

城や街の曲とか過去作の名曲使われてるよなぁ、とか、

そうした感想をプレイしながら思ったことは事実です。

 

ただそうした悪口雑言を全肯定するわけでもないです。

御歳86才を迎えられたすぎやまこういちさんが紡ぐメロディは、

良くも悪くも「これぞドラクエ!!」と言えるものでした。

 

良くも悪くも、なんて書くと、

生粋のドラクエファンからお目玉くらいそうですけど。

 

以前このブログでも書いたかもしれませんけど、

ファンとか信者という視線で音楽を語ることはなるべく避けたい人なんです。

だからできるだけ俯瞰的に音楽を把握したいと思ってるので、

厳しいことも言ってしまいます。

でも、ドラクエの音楽は大好きですよ。他の音楽と同等に。

 

今回の11の音楽、いや9あたりからの音楽でも感じてたんですけど、

「音色にまろみが出てきた」と思ったんです。

ファミコン時代に発売された4作のドラクエの音楽と比較してみると、

鋭角的な音色、とでも言えば良いのでしょうか、

フレーズというかなんというか、

曲のそこここから溢れ出てくる形が「角の取れた丸みのあるもの」に感じるんです。

 

私がすぎやまこういちさんの音楽を意識して聴き始めたのは、

たぶんテレビアニメ「伝説巨神イデオン」が最初だったと思うんですけど、

あのアニメ、そして劇場公開された映画での音楽と、

2000年代に作られたドラゴンクエストの音楽を聴き比べてみると、

鋭い音色というのが少しずつ丸くなってきたように思えてなりません。

 

誤解をしないでもらいたいのは、

そうした丸みのある音が嫌とは思ってないんですよ。

むしろこうした音もドラクエ、すぎやまさんの特徴でもありますし。

きっと私自身の音楽に対する感性も摩耗し衰弱しているのかもしれません。

ただ、私と同じような感想を持っている方も幾人かいらっしゃるようで、

なるほど、私だけじゃないんだなぁ、と感慨深く思ったりもしています。

 

 

ちなみに。

 

ドラクエ113DSの2Dモードでプレイしました。

そして現在は3Dモードでプレイ中、終わったらPS4版へと移行します。

どうやら今回のドラクエ11

音源というか音色はどの機種でもほとんど変わらないということらしいですね。

あの音をBGMにPS4版をプレイしたらまた違った印象かもしれません。

期待しつつ、まだまだ私のドラクエ11ライフは終わらなさそうです。