音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Jスタ音楽祭へ行ってきた

興奮冷めやらぬ状態でこのブログを書いています。

本日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた、
「GAME SYMPHONY JAPAN 23rd CONCERT
PlayStationを彩るJAPAN Studio音楽祭 2017」です。
(タイトルが長い・・・)

PlayStationが発売されたのが1994年。
そのはじめから最近発売されたゲームまで、
SIE(旧SCE)のゲームの音楽で旅をするという感じで、
今回のコンサートは楽しむことが出来ました。
とってもよかったです。SIE最高!!!!








という文章で終わりにしたいところなんですけど(笑)。




そういうわけにもいかないので、詳しく書いていきましょう。







2017年5月3日(水・祝)
17:00開場 18:00開演
「GAME SYMPHONY JAPAN 23rd CONCERT
PlayStationを彩るJAPAN Studio音楽祭 2017」
(以下、Jスタ音楽祭)
指揮:志村健一
演奏:東京室内管弦楽団
合唱:東京混声合唱団、東京少年少女合唱隊
ギター&ベース:マイネマイヌク
キーボード:Ryuta
アコーディオン:佐藤芳明
ドラム:斎藤たかし

MC:結

ゲスト
奥山佳恵ジュリエッタ柴田 名義)
原涼子
田中公平
外山圭一郎
エリック・ミヤシロ
(以上、敬称略)


プログラム

第1部 全ての物語はここから始まる

I.Q. Intelligent Qube より
オープニング・コーラス
前兆
第1の潮流
黄道
危機の訪れ

アークザラッド より
アークザラッド」のテーマ

ポポロクロイス物語 より
ピエトロの旅立ち

ワイルドアームズ より
荒野の果てへ

俺の屍を越えてゆけ より



第2部 音楽とキャラクターたちの共演

サルゲッチュ より
オープニングムービー
タイムスリップムービー
こだいのはらっぱ

勇者のくせになまいきだ。 より
すべてのはじまり
こんかいのお題
さわやかな朝のダンジョン
なまいき勇者あらわる
みごと勇者を撃退

パタポン より
パタポンの伝説
ギョロッチのテーマ
ずんじゃかホイ!~凱旋~

どこでもいっしょ より
テーマ曲(「どこでもいっしょ」オープニングバージョン)
News BGM Ver.3
news_End

LocoRoco より
ロコロコのうた

パラッパラッパー より
パラッパ登場
たまねぎ先生のカンフー・ラップ
ムースリーニ先生の教習ラップ
カエル先生の売口上ラップ
ニワトリ先生のお料理ラップ
トイレ・ラップ
クラブパーティー・ラップ


第3部 PlayStationと共に広がるJAPAN Studioの世界

ICO より
prologue
impression
Castle in the Mist
heal
ICO -You were there-

ワンダと巨像 より
プロローグ~古えの地へ~
荒ぶる邂逅~巨像との戦い~
甦る力~巨像との戦い~
復活の予兆
エピローグ~残されし者たち~

人喰いの大鷲トリコ より
Overture: Lore
Forest
Sentinel II
Victorious
Finale I: Apex
Finale II: Escape
End Titles: The Last Guardian Suite
Epilogue

GRAVITY DAZE より
万有引力の発見
オルドノワ
反抗と殲滅

GRAVITY DAZE2 より
GRAVITY DAZE
アンジェ
レベル4
GRAVITY DAZE~重力的眩暈~(Ending Ver.)

アンコールあり



前半曲数少なめで、
パラッパラッパーの曲数の多さと、
第3部の濃厚さがこのセットリストから伝わってきませんか?
そうなんですよ。第一部がちょっとアレな気がしますよね。

まあいろいろと事情があったと思うのでそのへんは深く掘り下げないことにしますが。


このコンサートが開演する前にプレトークが行われました。
田中公平さんが飛び入り参加するという珍事もあり、
割とぶっちゃけトークをされていた、と思います。
なぜ「と思います」と書いたのかというとその時私はまだロビーにいたんですね(笑)。
ちょうど入場して座席についたときには公平さんがすでに暴れてました(いい意味で)

そしてメンバーが続々と登場して、いよいよ開演となります。

最初はI.Q. Intelligent Qubeからの選曲です。
いきなり「1st Stage」という声で始まったので思わずニヤリとしました。
このゲーム、私も当時相当やりこみました。
昨年の大河ドラマ真田丸」の音楽などでも知られる服部隆之さんの作曲ですね。
クラシック調の音楽が、あの無機質な世界観にあっていたと思います。
ブロックを後ろに飛ばすドンドンという音を打楽器で再現していたり、
ステージクリアのときに言われる「Perfect」という声もそのままだったので、
最初から再現度高いなぁと思いながらワクワクしていました。

2曲めはアークザラッドのテーマ。
元SQUAREの安藤まさひろさんによる楽曲です。
確か外国のオーケストラが演奏したことでも話題になりました。
原曲よりもよりゲーム寄り、というとわけわからないかもしれませんけど、
あの勇壮なテーマがよりクリアに耳に届いた印象なんですね。
ホールのせいかもしれませんし、別の理由(アレンジ?)かもしれません。
どちらにしろこの曲もワクワクしながら聞いていました。

3曲めはポポロクロイス物語からピエトロの旅立ち。
そう、あのエンディングです。歌ものです。
松たか子さんの旦那様としても知られている佐橋佳幸さんの作曲によるもの。
(って書くと佐橋さんに怒られそうですけど)
ここでゲストの奥山佳恵さん、もとい、ジュリエッタ柴田さんの登場です。
ナルシアコスチュームでの登場に客席がザワザワしてましたが、
歌い出すと、20年前にタイムスリップしたかのような歌声が。
うまいのか、微妙に音程が外れてたりもしてた気もしますが、
そのあたりも当時どおりの歌声だったのが印象的でした。
個人的な感想を言うと、伴奏とコーラス、そして奥山さんの歌声とのバランスが、
ちょっと気になったといえばなったところです。良かったんですけどね。

4曲目はワイルドアームズからOPの「荒野の果てへ」。
この曲といえば、やはり口笛。
印象的な旋律を紡いだ、なるけみちこさんの名曲中の名曲です。
口笛ミュージシャンである早川章弘さんがウエスタンの格好で登場。
カウボーイハットがお似合いでしたが、口笛もすごかった。
岩垂さんによる新たな編曲とも相まってとても心地よい演奏でした。
この曲、ほんといいよなぁ・・・

そして第1部ラストは、俺の屍を超えてゆけ、より「花」。
名曲ですよね、この曲。なぜかこのゲームと親和性があるという。
原涼子さんが艶やかなドレスで登場し、
指揮者前にデンと鎮座しているピアノへと向かいます。
寂しげなピアノ独奏とともに「花」がはじまります。
あくまで個人的な感想ですけど、
この曲ってピアノソロと小編成のオケのほうが映える気がします。
今回のような大きな編成のオケとピアノによる演奏ももちろん良かったんですが、
感動したか、と言われると返答に困ってしまいます・・・
樹原さんの歌声は相変わらずパワフルで胸にぐっと来ました。

そして、ここでMCの結さんとともに、
奥山佳恵さんと樹原涼子さんが登壇されます。
ナルシアコスチュームを事務所の経費で発注したことや、
20年前に一回こっきりでレコーディングして以来の歌唱であることなど、
観客を笑わせるツボをちゃんとご存知な奥山さん。
笑いをちゃんと取れるところがやはりプロなのでしょうね~。
そして樹原さんへのインタビュー。
俺屍ゲームデザインを担当された桝田省治さんがこの曲に惚れ込み、
樹原さんご本人に直談判してこの曲をゲームで使うことを勝ち取ったことは、
割と知られていること、だと私は思ってるんですけど違うんでしょうか(笑)。
こんなお二人を前にかなり緊張されている様子の結さんが初々しかった印象です。


そしてそのまま休憩無しで第2部へと進みます。

第2部なんですけどね・・・
あまり感想書きたくないんですよ。
ここの演奏は、どちらかというと音楽祭の「祭」の部分なんです。
つまり、演奏よりも笑いや驚きに特化したゾーンということですね。
って書くと語弊ありますけど(笑)。
演奏も良かったんですが、イベント感が少し強かったかなという感じでした。
ですがまあ、大好きなゲームがてんこ盛りだったので書いてみましょうか。

最初はサルゲッチュですね。PS中後期のタイトルでもあります。
ピポサルといわれる、頭にパトランプのついたサルを、
虫取り網のような「ゲットアミ」と呼ばれるガチャメカを使って捕獲していくゲーム。
当時ずっとやってた記憶があります。
やっていたときにはそれほど音楽を意識してなかったと思っていたんですが、
こうしてオケで音楽を聞いていると、あの頃へと記憶がさかのぼっていきます。
ちゃんとゲームの流れに沿った曲の構成になっていて、
タイムスリップのムービーのところで思わず感嘆の声をあげそうになりました(笑)。
指揮者の志村さんが二部開始時にゲットアミを持って登場し、
そのアミを指揮台に立てかけるときに倒してしまう一幕もありましたし、
ピポサルが一匹ステージに登場したりといったこともありましたが、
最後は志村さんがゲットアミで無事ピポサルを確保、というオチでした。

二曲目は勇者のくせになまいきだ。(ゆうなま)からの選曲。
リコーダーや鍵盤ハーモニカなど、
小学生でやったような楽器を使って紡ぎ出される楽曲は、
どこか懐かしく、でもかなり斬新な構成だったと記憶しています。
余談ですけど、このゲームサントラを持っているんです。
そこにはこのゲーム音楽のプロデューサでもある坂本英城さんのサインが。
某イベントでもらったものですが、今でも大事にしております。
って、関係ない話してますね(笑)。

三曲目はパタポンです。PSPで発売されたアクションゲームですね。
音楽が特に印象的です。
「パタパタパタポン!!」という声とともに動き出す精鋭たち。
敵と戦いながら前へ進んでいくゲームなのですが、
リズムゲーの要素もあって、楽しかったなぁ。
今回の演奏では、東京混声合唱団の女性陣のみなさんが、
この「パタパタパタポン!!」の声を忠実に再現されていました。
東京混声合唱団のコンサートには一度行ったことがあるのですが、
その時の印象を180度変える、とてもチャーミングな声でした。
あと、ステージに登場した打楽器陣の演奏もとてもかっこよかったです!!

4曲目はどこでもいっしょ
ここで登場したのがトロとクロという二人の「ポケピ」です。
ポケピのことは詳しく書きません(笑)。
PlayStationの周辺機器の一つ「Pocket Station」というのがあって、
携帯して持ち歩くことが出来たメモリーなんですけど、
その愛くるしいキャラとあいまって、ずっとやってた記憶があります。
テーマ曲が流れてきたときは懐かしさに目頭が熱くなりました。
あと、曲目演奏後にクロが指揮台に立って指揮をしたんですよ。
ベートーヴェンの「運命」の出だしだけなんですけど、もうこれがひどくて(笑)。
そして代わって指揮台へ上がったトロが、
その運命の出だしとコーダ(最後)をきっちり指揮するというオチも、
今思い返すとなかなかシュールでしたね。

そしてこのあとです。
色とりどりのカラフルなTシャツを着た子どもたちが登場します。
ステージに立てられたマイクの前に立って歌いだしたのは、
ゲーム「LocoRoco」のテーマソング「ロコロコのうた」です。
ゲーム中でも様々なバリエーションで聞けたんですよね。
東京少年少女合唱隊による歌唱は可愛らしくて微笑ましくて。
ずっとニタニタしていたと思います(笑)。
このゲーム、結構シビアだったと私は記憶しているんですけど、
曲とのギャップがすごかったなぁ・・・でも、大好きですけどね。

第2部最後はパラッパラッパーです。
もはや伝説ともいえるリズムゲーの名作ですね。
先日PS4版がリリースされたこともあってタイムリーな選曲です。
まさかここでガッツリパラッパのラップが聴けるとは思いませんでしたが(笑)。
東京混声合唱団の選抜メンバーが5人ステージ前に並んで、
あの名曲ラップを披露したんですが、これがまあうまいのなんの。
そりゃプロだから上手いのは当たり前なんですが、
合唱団の人ってラップも英語も上手いんだなぁ、と感心しきりでした。
ちなみに、私はカンフーラップが好きです(笑)。
あ、そうそう、書き忘れてましたが、
このゲームの主人公でもあるパラッパも登場しました。ゲームから抜け出して。


ここで第2部が終了、となるところだったんですが、
ステージにいた東混のメンバー5人とパラッパ(付き添い1名付き)がまだいて、
客席に挨拶をしていたのにもかかわらず、
「ここで15分間の休憩です」というMC結さんのアナウンスが。
通常であればステージ上にいたソリストや指揮者が舞台にはけて、
演奏メンバーが退場する頃あたりにアナウンスするものなんですけど、
やはり相当時間が押していたということでしょうかね。
客席の拍手とパラッパへの拍手など音にかぶさるようにアナウンスがあったので、
こはちょっと気になりました。



と、ここまででもかなりのボリュームですね、このブログ(笑)。
もうちょっとだけお付き合いいただけたらうれしいです。



第3部はゲームデザイナーである上田文人さんの3つの作品、
そして、新機軸のアクションゲームとして人気を博している、
GRAVITY DAZEシリーズの2作品からの楽曲です。

最初はICOですね。当時私もPS2版でかなりやりこんだ作品です。
エンディング曲であるYou were thereも当然良かったんですが、
ちゃんとprologueから演奏が始まって流れに沿うように構成されているのが、
とても好感が持てました。全て好きな曲で構成されていたこともあり、
ずっと泣きそうになりながら聞いてましたね。
ICO -You were there-ですけど、
これ、少年少女合唱隊のメンバーが歌ってたんですよ。
原曲はソロなんですけど、今回はバランスも考えたのか合唱隊での歌唱でした。
そのほうが声がきちんと客席まで届いていたので良かったかなと思います。

次はワンダと巨像ですね。もうPS2版とPS3版は飽きるほどやりました(笑)。
こちらもプロローグから流れに沿うような構成です。
特に荒ぶる邂逅~甦る力の流れはワクワクしますよね。
たくさんの巨像を攻略するというのがゲームの目的の一つなのですが、
その巨像との不利な形勢から一転して主人公の有利な状況になるんです。
それを音楽でちゃんと再現されているのがすごかったなぁと。
単独で甦る力を演奏会で一度聞いたことがあるんですが、
ちゃんと荒ぶる邂逅から演奏してそこから形勢逆転という流れで聴くと、
双方の曲の良いところが表現されてるな、と。
これ以上語るとネタバレしそうなのでこのくらいで・・・

三曲目は上田文人さんの最新作「人喰いの大鷲トリコ」です。
こちらもOvertureからEpilogueまで流れに沿った形で演奏されました。
ああ、これ以上かけないなぁ。思い出すと泣きそうで。
そうなんです、私この曲聞いてるときずっと泣いてました。
鳴き声だったりライトを使った目の表現だったり、
いろいろと凝った演出で、ゲームを知らない人は置いてけぼりだった気もしますが、
知ってる人が見ると、うんうんと首を立てに振りたくなる演出です。
このくらいで勘弁してください・・・


そして演奏後に、おそらく次に演奏されるGRAVITY DAZEのインタビューのために、
MCの結さんと田中公平さん、そして外山圭一郎さんが出てくる予定だったはずなんです。

しかし、ここで公平さんが動きます(笑)。

公平さんと共に登場したのは、
人喰いの大鷲トリコの音楽を担当された古川毅さんだったんです。
ステージ脇に立ったお二人、そしてポカーンとした様子のMC結さん。
マイクを持って公平さんが持ち前の関西魂で、その場を仕切りだしました。
古川さんにお客さんへのお礼を言うよう促したり、
古川さん降壇後も、マイクを持ったままコンミスに予定外のインタビューをしたりと、
MCの結さんが慌てふためく様を存分に楽しむことが出来ました。
ちなみにコンミスの女性の方も困惑されていたようですが、
公平さんの自由すぎるインタビューにも真摯に答えられてました。


とここで真面目な話をさせてください。


今から3年前に文化放送主催のとあるイベントがありました。
「アニソンメソッド」~田中公平の音楽導~と題して催されたそのイベントに、
私は気楽な気持ちで参加をしたんですね。公平さん好きだったので(笑)。
(そのイベントのことは以前ブログで書いてます→詳細はこちら
このイベントのゲストは、
当時大河ドラマ軍師官兵衛」で音楽を担当されていた作曲家の菅野祐悟さん。
持ち前のトークスキルで菅野さんもタジタジだったんですが、
そのイベントの最中に公平さんがこんなことを言ったんです。

「このメインテーマは3拍子なんです。3拍子の曲というのは管楽器で盛り上げるのがとても難しい。しかし菅野くんはうまくそれをクリアして盛り上がる曲を作った。あと、なんでこんな調性で曲を作ったんや 笑」

大河ドラマ軍師官兵衛」のメインテーマの感想です。
菅野祐悟さんが三拍子の選択をしたということ、
そしてその三拍子で素晴らしいメインテーマを作ったということ。

実はGRAVITY DAZE2のメインテーマが三拍子なんですよ。
体験版でこの曲を最初に聞いたとき、ふと思い出したのがこの言葉でした。
3年前に行われたイベントで語ったこの言葉を、
田中公平さんが覚えていたのかどうかは定かではありませんけど、
これだけ完璧な三拍子のメインテーマをGRAVITY DAZE2で作られたことにより、
自らその難しさを証明してみせた、とも取れるような気がするんですよね。
ちょっと穿ち過ぎかもしれませんけどね。


というわけでGRAVITY DAZEです。
ここでは特別演奏ゲストとして、
日本一トランペットが上手い、と公平さんが太鼓判を押す、
エリック・ミヤシロさんが加わっての演奏となります。
そのエリック・ミヤシロさんが本当にすごかったんです。

ミスなく、とはいかなかったもののやはりあの音圧はすごいなぁと思いました。
公平さんの楽曲ってやっぱり難しいのでしょうね。
生でやるにはかなり危険を伴うような気がしなくもありません(笑)。

GRAVITY DAZE2のメインテーマの話はさきほどしましたね。
ポルトガルの民謡であるファドや南米の作曲家ヒナステラのエッセンスを用いて、
それらを統合した素晴らしい三拍子のメインテーマです。
イントロのあとに続くトランペットのソロのメロディの迫力がすごかった。

アンジェはボーカル曲です。
グレゴリオ聖歌の「怒りの日(アニュス・デイ)」のエッセンスを用いて、
壮大な楽曲となっているこの曲。
そして続けて演奏された「レベル4」という曲。
この2曲には仕掛けが施されていて、
前半「Aパート」と後半「Bパート」それぞれ単独でも曲として成立しているのに、
それらを同時に演奏することによってさらに素晴らしい音楽になる、というものです。
そうとう苦心してこの曲を作られたのだろうな、と思います。

最後に演奏されたのは「GRAVITY DAZE」。
これは前作のタイトル曲として使われている曲ですが、
今回演奏されたのは続編のEDで使用されているバージョンです。
ゲームではまだ聞いてないんですけど・・・
この曲後半の弦の展開がほんとに大好きで涙ちょちょぎれました。
その後のエリック・ミヤシロさんのトランペットの咆哮がまた素晴らしくて。
たぶんGRAVITY DAZEの演奏中はほとんど泣いてたと思います(笑)。


アンコールのパラッパラッパーで、
全員が登場して、しかも客席が総立ちになって手拍子しているというのは、
なかなか近年でもあまりないコンサートだったと思います。
あ、そうそう、忘れてましたがこの時登場したのが、
よしPこと吉田修平さん(えらい人)とパラッパラッパーのプロデューサでもある松浦雅也さんです。
いきなり紹介とともに出てこられたのでこっちが驚きました(笑)。

ちなみにアンコール曲の張り出しがどこを探してもなかったので、
アンコール曲の曲名が未だに思い出せません(笑)。すいません。


というわけでかなり駆け足で感想を書き込んでみましたが、いかがだったでしょうか。


良い演奏会でした。
スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
全部プレイ済みのゲームからの選曲ということもあって、
いろいろなネタも含めて楽しむことが出来ました。
ありがとうございました。

ぜひまたやってください!






会場ロビーに飾ってあったコントローラオブジェ




キトゥンとトロ