昨夜、通販で購入したCDが到着しました。
PlayStation4にて昨月発売されたゲーム「Gravity Daze2」。
5年前にPS Vitaで発売されたものの続編としてリリースされました。
音楽を担当されたのは私の尊敬する音楽家の一人、田中公平さんです。
話が前後しますが、
2月20日月曜日の夜に、このサントラ発売を記念した生放送がありました。
ニコニコ動画のプレミアム会員であれば2017年5月頃までタイムシフトで見ることが出来るみたいです。
相当内容の濃い生放送だったので良ければ御覧ください。
この生放送で音楽の収録映像を流したりバンドで生演奏をしたりと、
いろいろなことをやってたんですけど、メインとなる企画は、
「作曲者自らが楽曲の解説を行う」というものでした。
発売されたばかりのサントラ楽曲を動画で見るってのは本当は嫌なんですけど、
この1曲だけは聞いて欲しいので・・・
この曲「GRAVITY DAZE2」を最初に体験版で聞いた時に、
私の心をスーッと持っていかれるのを感じました。
イントロから「おお、すごい」と思わせてくれる楽曲です。
そのイントロの後、高らかに鳴り響くトランペットソロがまた気持ちいい。
エリック・ミヤシロさんのその音色はパワフルなのに少し柔らかい印象です。
そしてメインテーマがひとしきり奏でられた後に、少し憂いを帯びたメロディが。
ポルトガルの民謡、ファドのエッセンスを意識したそうです。
そこからさらにリズミカルに変わります。公平さん曰く、ここは南米の作曲家であるヒナステラの楽曲を意識しているとのことでした。
そしてまたメインテーマの旋律へと戻っていきます。
公平さんご本人は「少し詰め込みすぎたか」という感想でしたが、
わずか2分強の楽曲にこれだけの要素を詰め込んで全く破綻してないことが驚きです。
高揚感を持続させてくれるオープニングです。
この1曲だけですでに満腹ではあるのですが、
実はこのサウンドトラック、CD4枚組、計3時間半もの音楽が収録されてます。
どんだけ気合入ってるんでしょうね、公平さんは(笑)。
田中公平さん渾身の一作、GRAVITY DAZE2。
ぜひ一度手にとって聞いてみてください。
追記
音楽の収録風景やアーティストインタビューが見られます。
(動画の6:00~あたり)