音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ゼルダの伝説31周年

1986年2月21日金曜日。

この日に産声を上げたゲームが、
31年を経た今でもシリーズとしてリリースされ続けています。
ファミリーコンピュータの周辺機器のひとつとして発売された、
ディスクシステム」のローンチタイトルとして登場して以来、
据え置き機、携帯機の別なく様々な形態で我々を楽しませ続けた、
ゼルダの伝説の最新作がいよいよ来週発売されることになります。

思えばリアルタイムでシリーズ物をプレイし続けたタイトルのひとつであり、
謎解きが分からなくて途中でゲームを投げてしまいそうになったことも、
その世界観に没入してしまい涙をながすことも一度や二度ではありませんでした。

ゼルダシリーズの何に、私を含めたファンの方々が魅了され続けているのか、
それは私にも明確な解答を見いだせずにいます。
ただ、ゲームとして面白いことはもちろん、
主人公のリンク、ヒロイン格のゼルダをはじめとした魅力的なキャラクターや、
耳に心地よく響く音楽、そして謎を自力で解けた時の快感など、
それぞれの要素が絶妙に絡み合ってひとつの世界観を形成しています。
その完成度の高さがゼルダゼルダたらしめている一因となっているのでしょう。


最初にプレイしたディスク版のゼルダの伝説
当時インターネットなど無かったので自力でほとんどクリアしていきました。
最初は裏ゼルダなどの存在すら分からず、普通にエンディングだけ見たんですけど、
雑誌や口コミなどの情報でコンプリートまでやりこんだゲームでした。

その翌年に発売されたリンクの冒険
見下ろし型だった初代から横スクロールのアクションメインのゲームに変わって、
面食らいはしたものの、プレイするとゼルダらしさがあって、
迷いながらも最後までプレイし続けました。多分一番苦労したシリーズ物のひとつです。

ハードがファミコンからスーパーファミコンに代わって最初のゼルダ
神々のトライフォースは、未だにプレイしたくなるほど好きです。
謎解きの難易度が絶妙で、さくさくプレイできるんですけど、
いろいろとコンプリートするとなるとその難易度があがって、
それもまたやり込みたくなる要素でもありました。
エンディングの曲で涙したのもいい思い出です。

携帯ゲーム機、ゲームボーイで発売されたシリーズ、夢を見る島。
白黒画面で残像もありやりにくかった思い出もありますけど、
これまでのシリーズとは一線を画す切ないストーリー、
そして携帯機用にカスタマイズされたシステムなど、
いろいろと異色ずくめのゲームではありますが、
ファンの間ではとても評価の高い作品のひとつとなっています。
のちに夢を見る島DXとして5年の時を経て再発売され、
カラー液晶対応となり、視認性も向上しています。

スーパーファミコンの周辺機器として登場したサテラビュー


BSのデータ放送を利用してインタラクティブにゲームが楽しめるそのシステムで、
ゼルダの伝説がプレイできました。「BSゼルダの伝説」ですね。
1995年配信当時、声優さんの演技や内蔵音源ではない音が流れるゼルダの伝説を、
プレイできたのは、今にして思うととても貴重な経験だったな、と。
難易度はそれほど高くなく、ミッション形式で進むお手軽ゼルダという印象でした。

さらにハードは代わり、NINTENDO64へ。
ハード発売からしばらくして発売された時のオカリナは、
初の本格3Dとなり世界が大きく広がりました。
少しダークな世界観と巧緻なシステムは後のシリーズにも多大な影響を与え、
この作品をベストと推す声もかなり多いですね。
私もしばらく時オカにハマり続け、沼から抜け出すのに一苦労でした(笑)。
3DS版としてリメイクされた時のオカリナ3Dが2011年に発売されてます。

時のオカリナのシステムを踏襲し、また一味違ったゼルダを。
開発期間1年強で開発されたムジュラの仮面は、
ダークな世界観がさらに深まりました。ちょっと怖いんですよね。
3日間という限られた時間を何度も経験しながら謎を解いていく、
そしてクロックタウンの人々の生活をそこここに感じることが出来て、
この作品が大好きという声も少なからずありますね。私も大好きです。
3DS版としてリメイクされたムジュラの仮面3Dが2015年に発売されています。


ゲームボーイカラーで発売された、ふしぎの木の実
ゲームメーカーのカプコンが主導となって開発を担当した作品です。
しかしゼルダ好きによって作られたそのゲームは紛れもなくゼルダでした。
大地の章、時空の章とタイプの違うゲーム2種類が同時発売され、
2つをそれぞれ順番にクリアすると真のラスボスが出現するというのも新しかったです。
時空の章のとあるダンジョンで数日悩んだのも良い思い出でした。


任天堂が出した新しい据え置き機、ニンテンドーゲームキューブ
新ハードで登場した風のタクトは、シリーズで初めてトゥーンレンダリングが採用され、
まるでアニメのような可愛らしいキャラクターが特徴です。
大海原が舞台となり、船を操り広大な海を横断しながら謎をときます。
私はこの風タクがとても好きで、何度もプレイしました。
目をつぶってもクリアできるかもしれません(誇張表現)。
のちにWiiUでHD版が発売されましたね。こちらも良リメイクでした。

ゲームボーイアドバンスで発売された神トラ&4つの剣
神トラのリメイクを含む2作が収録されていますが、携帯機用にカスタマイズされてます。
開発は確かカプコンで行われたんでしたっけ?うろ覚えですけど(笑)。
4つの剣は会社の同僚と一緒にやり込みましたね。
マルチで楽しめるゼルダは新鮮で楽しかったなあ。
そのシステムが後の3銃士へ受け継がれることになるんですね。
その4つの剣の続編ともいえる、GCソフト4つの剣+。
種類の違うゲームが遊べたんですけど、
これもマルチプレイが採用されてました。GBAをつなげて遊びまくりましたね。
4人でリアルに集まってテレビの前で喋りながら遊べるゼルダは、
やっぱり新鮮でしたね。時間忘れるくらいハマりました。
オフ会かなにかでまた4つの剣+やりたいです。

GBA専用で発売されたふしぎのぼうし
こちらもカプコンが開発を担当した作品です。
この作品、実は一度プレイを中断したんですよね。
どういうわけだか未だにわかりませんけど、二ヶ月くらい放置してた気がします。
今では大好きな作品の一つとなっているんですけどね。
3DSを早期購入した人を対象に配布された「ニンテンドーアンバサダー」対応のゲームのひとつとして、私の3DSにも入ってます。
また機会を見てちゃんとプレイしたい作品です。


トワイライトプリンセスは、Wiiのローンチタイトルでもありました。
もともとGC用に開発されていた本作をWii用にアレンジしたんですよね。
そのため、Wii版のリンクは右利きになってます。
通販専用としてGC版のトワプリも発売されました。
ちなみに私は両方同時並行でやってました(笑)。
ミドナツンデレぶりも見どころのひとつですが、
エンディングのとあるシーンで号泣したのも良い思い出です。
昨年春にWiiUでHD版が出たのも記憶にあたらしいところですね。


携帯ゲーム機、ニンテンドーDS用に開発された、
夢幻の砂時計、そして大地の汽笛
操作がタッチペン用に大幅にカスタマイズされた今作は、
手軽なゼルダと思わせておいて、かなり本格的な謎解きが楽しめました。
風タクのトゥーンレンダリングシリーズでもあり、キャラも魅力的でしたが、
少し操作に苦労させられたんですよね、私(笑)。
ラインバック、好きだったなあ・・・
あと、大地の汽笛のラスボス戦、思い出すたびに熱いものがこみ上げてきます。
WiiUバーチャルコンソールでもプレイできますのでぜひ。

Wiiで発売された外伝的、というより番外編的作品である、
リンクのボウガントレーニング、これもかなり異色作です。
Wiiザッパーという周辺機器があるんですよ。


Wiiリモコンとヌンチャクを所定の位置に装着して使うガンコントローラなんですが、
まぁこれが使いづらいのなんの(笑)。
要するにゼルダの世界観を使ったシューティングゲームなんですけど、
ザッパーのトリガー部分が戻らないときがあって、ゲーム途中であたふたしたこと多数。
ヌンチャクとWiiリモコンでもプレイできたんですけど、
あえてイバラの道を進もうとザッパーでクリアまでやりました。
もう二度とWiiザッパーでトレーニングはやりたくありませんけど(笑)。


ゼルダの伝説の始まりの物語として2011年、
ゼルダの伝説25周年の記念すべき年に発売されたスカイウォードソード
開発にもかなりの時間を要した超大作です。
平均プレイ時間が歴代のシリーズでも随一の長さというところもありますが、
かなり個性の強いキャラも多数登場しました。
人間関係も複雑で、そのあたりはムジュラを彷彿とさせますし、
トワイライトプリンセス以来のリアルリンクによるゼルダということもあり、
かなりシリアスなストーリ展開でハラハラドキドキの連続でした。
私の個人的な意見ですが、ボス戦が特に印象深くて、
古の大石窟というダンジョンのボス、ダ・イルオーマ戦は、
BGMの熱さ(厚さ)とあいまってとても印象深い戦いでした。
泣かせるシーンが随所にあり、涙枯れそうなくらいないた作品でもあります。
ちなみに、据え置きゲーム機ではこれが今のところ最後のゼルダシリーズとなります。


2013年末に発売された3DS用のゼルダ神々のトライフォース2。
壁に張り付いて平面となって壁の中を自由に動き回れるというアクションや、
3Dの立体視を利用して高さを活かしたギミックもありました。
音楽も前作の神トラを踏襲したものになっており、
中でも最終ダンジョンであるロウラル城の音楽は、
逆再生すると神トラでおなじみのハイラル城の音楽になるという仕掛けは、
当時のネット動画でも話題になりましたよね。
逆再生と言えば、まずはスカウォの女神の詩なんですけど(笑)。
個人的意見ですが、マザーマイマイの音楽が大好きです。
数回プレイしたんですけど、実は印象が薄いんですよね、神トラ2。
2日くらいで初回クリアしてしまったからなんでしょうね、きっと・・・


ゼルダ無双シリーズのことも語りたいんですけどね。相当やりこんだので。
ただ純粋なゼルダシリーズではないという私個人の判断から、
無双シリーズはここでは割愛します。
また改めてこのブログでゼルダ無双愛を語ってみたいと思います。


現在発売中のもので最新のゼルダシリーズが、
2015年に発売されたトライフォース3銃士です。
まあこれも純粋なシリーズ物かと言われると・・・
このゲームも会社の同僚とローカル通信で楽しんだくちです。
インターネット経由でも楽しみましたが、
そばにいる人とワイワイ言いながらやるとこれほど面白いゲームはないですね。
結局仕事の合間とか仕事終わりにがっつり楽しんで、
最後までやりきりました。あのときは楽しかったなぁ・・・
4つの剣+でもこういう集まりはやったんですけど、
それと同じくらい、いやそれ以上に盛り上がった作品でした。


そしていよいよ3月3日に、WiiUそしてNintendo Switchで、
最新作であるBreath of the Wild(ブレス・オブ・ザ・ワイルド)が発売されます。
(私は英語の頭文字を取ってBotWと略して呼ぶようにしてます)
全世界のゼルダファン待望の新作ということで期待に胸を膨らませている方も多いと思います。
私もそうです。この二ヶ月位はそのために働いてきたようなものです(笑)。
すでにコレクターズ・エディションを予約済みですし、
もちろんSwitch本体やamiiboもいろいろと予約いたしました。
あと10日後にはプレイできるかと思うと嬉しい半面、
この10日がたぶんながく長く感じるんだろうな、とも思います。
来月中旬にまたバレンシアへ出張するので、
持ち運びできるSwitchで向こうでも楽しみたいなと。




最後に。

ゼルダの伝説発売31周年、おめでとうございます!!