作曲家ワグナーの熱狂的なファンのことを総称してワグネリアンと呼びます。
呼びます、とは書きましたが私は使ったことがありません。
同様にモーツァルトの熱狂的なファンのことをモーツァルティアンと呼ぶそうです。
私は全く聴いたことがなかったんですけど、
世界には数多くのモーツァルティアンが存在します。
そういう意味で言うと私もモーツァルティアンなんでしょうね。
クラシック音楽の導入はベトヴェンだったりラヴェルだったりしますけど、
たぶん今までで一番聴いているのはモーツァルトの曲だと思います。
熱狂的なファンがいる反面、それに対するアンチもまた存在します。
ワグナーやモーツァルトにもそういう「苦手な」人がやっぱり多く存在します。
そもそも、私の場合には「嫌いな音楽」というものが存在しません。
「苦手な音楽」ならありますけどね。
だから、音楽を聞きたくないという感情自体がよくわからないんです。
身体全体でそれらの音楽を拒否する、という行動原理がよくわからないので、
このあたりの分野に詳しい方に説明をお願いしたいところではあるんですけど、
どうやら私のほうが「異端児」だそうです(笑)
私の場合、熱狂的なファンでも無いですし、かといって嫌いかと言われるとそうでもない。
ほんと、音楽については中庸を自認しています。
そういう考え方を出来る事自体が稀なのだそうです。
モーツァルトの長調の曲は苦手だけど短調の曲は聴き応えがある、
という意見もネット上で目にすることがありましたけど、
それもいまいちよくわかりません。
短調の曲の何が聴きごたえがあって、長調の曲のどこに聴きごたえがないのか。
テレビで先日モーツァルトのピアノ協奏曲第27番B-durが放送されました。
モーツァルト最後のピアノコンチェルトということもあって、
私も大好きでよく聴いている曲なのですが、
SNSでも割と多くの方が「苦手」という言葉を使われていました。
古典派の他の作曲家、例えばハイドンとモーツァルトでは何が違うのでしょう。
まあそりゃ、作曲家が違うので作風もぜんぜん違うってのはわかりますけど、
音楽という大きなくくりで考えてみると、そんなに違うかなぁ、とも思うのです。
まあ、違うんでしょうけど(笑)
食わず嫌いな人も多いと思いますけど、
実際に何度か彼の曲を聴いてみて、それでも苦手だあるいは嫌いだというのであれば、
それはもう「聞かなくてもいい」と思いますよね。
試行回数が10回程度だと「おいおい」とツッコミを入れたくなりますけど(笑)