音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

映画「君の名は。」の感想など (ネタバレ無し)

昨日、仕事帰りに見てきました。

新海誠監督の映画はほぼほぼ鑑賞させていただいてます。
今回も、見終わった後に深い溜め息をつく映画なのかな、
と淡い期待みたいなものをいだきつつ見ました。

面白かったです。
これだけの爆発的人気になっていることもうなずけるかというとちょっと疑問でもあるんですが。

テレビCMや予告編などを見るとコメディタッチでお話が進む恋愛ものなのかな、
と思いきや実は・・・というところがミソです。

事前情報を全く仕入れないままで見たので、
声を当てられた人を意識すること無く、映画の世界に没頭することが出来ました。
時折、映画中に喋ってる人がいたみたいですけど没頭していたので気になりませんでした。

まあ嘘なんですが(笑)

RADWIMPSの音楽もまた素晴らしかったですね。
作品とシンクロした音楽が映画のそこここに散らばっていて、
それがとても心地よくてすごく幸せでした。
サントラ欲しくなるくらいに音楽も堪能できます。
なるほど、サントラが売上上位に入っているのもうなずけます。
個人的にはエンドクレジットのバックで流れる歌がお気に入りでした。


私はネット上で言われている「声豚」と言われる人たちとは違って、
この声は誰それの声だ、とか意識しない人なので、
俳優さんが声優をやることにはそれほど抵抗はないです。
宮﨑駿監督の「風立ちぬ」も素直に見られた希少な人種です(笑)
ただ、その俳優さんを前面に押し出して、いろんなバラエティや情報番組などにテレビ出演して、
宣伝をしまくるっていうのがどうにも解せない人なんです。
最近多いですよね、テレビの新番組の宣伝とか映画の宣伝でこういうことする手法が。
あれ、誰が考えたんでしょうね。
出演者はギャラをもらえて宣伝も出来るから一石二鳥なんでしょうけど、
視聴者側から見るとちょっと辟易としてしまうんですよね。

まあ、こういう地道(?)な宣伝活動をしないと、
これだけの大ヒットにはならなかったのかもしれませんけど。


恋愛ものとしても、SFものとしてもとても良く出来ています。
新海誠監督作品好きな私からすると、これだけヒットして逆に戸惑っているんですけど(笑)
笑って泣けて、見終わって少し幸せな気持ちにさせてくれる、そんな映画でした。