すでに夜中の3時前なんですけど、
こうしてパソコンの前に座ってブログを書いています。
こんな事をさせてしまうほどの圧倒的なコンサートだったと思いますし、
そして、きっとこんなコンサートは二度と見られないんだろうな、なんてことも考えてます。
いつも前置きが長いので、今回は短めにしてみました。
と、ここでいつもならセットリストなんかを書くんですが、
ちょっと問題が。
実はパンフレットなどに記載されているセットリストに載ってない曲がありまして。
で、その曲がどの辺りで演奏されていたのか全く記憶に無いという・・・(笑)
その曲は、クロノクロスのEDでもある「ラジカルドリーマーズ~盗めない宝石」です。
みとせのりこさんが来られていなかったこともあり、
霜月はるかさんによる歌唱で歌われたんですが、この曲本当に良いですよね。
あ、いや、曲の感想書くの早すぎた・・・(笑)
というわけで、セットリストは書きません。
ただずらずらと感想を垂れ流していく、そんな感じになると思います。
コンサートの中央左寄りの狭いスペースに光田さんがいらっしゃいました。
いろんな楽器に囲まれている様子はさながらスタジオでこもっているそれに酷似していて、
最初からニヤニヤしてしまっていたのですが。
舞台の左側手前にハープの梅田さん、その後ろにキーボードとピアノがありました。
ピアノのところには光田さんと同じ事務所のコンポーザーであるマリアム・アボンナサーさん、
そしてその右にいたのが光田さん、
舞台中央には歌唱スペースがあり、中央右よりに尺八の神永さん、
その隣に今回のバンドマスターでもある吉良さん、その右隣(1番右端)にフィドルの壷井さん。
バンマスの後ろにはコーラスの3人のマイクが。
ここにサラオレインさん、井上さん、霜月さんがいらっしゃいました。
そのコーラスの左隣にはアコーディオンの藤野さん、
そのさらに左隣にはイーリアンパイプス、ロー・ティンホイッスル奏者の野口さん。
舞台中央最奥部にはドラムスの本橋さん、そして右奥部にはベースのAKIRAさん。
総勢・・・えーと、何人だ(笑)
とにかくこれだけ豪華な顔ぶれが一堂に会したわけで、
すごくならないわけがないですよね。いや、ほんとに。
ああ、感情の赴くままに書いてるので全然まとまらない・・・
最初に演奏されたのは、
「予感~クロノ・トリガー~時の見る夢」でした。
暗くなった会場、何故かお出迎えの拍手も無く静かに入場するメンバー。
おもむろにチューニングが始まり、最初にイントロが始まった瞬間からもうやばかったです。
私は光田さんのライトファンであると自認しています。
そんな私のようなものでさえ知ってるクロノシリーズの代表曲のメドレーですから、
もちろん最初から一気にテンションが上がりました。
曲間のつなぎもとても素晴らしくて、戸惑いを隠しきれないまま一曲目が終了します。
続けて演奏されたのが「MELKABA」でした。
私のようなものでさえ知っているゼノギアスというゲーム。
そのゲームの音楽のアレンジアルバム「CREID」からの楽曲です。
ここはもう野口さんのイーリアンパイプスの音色に注目でしたね。
あ、いかん、また1曲ずつ感想書いてるよ(笑)
こんなことしてると文面が長くなるので、ここからは曲の感想も交えつつ、
会場の様子などをかいつまんで。
光田さんがいろいろな楽器を担当されている関係上、
チューニングに時間を取られる場面が何度かあったんですね。
そんなとき、光田さんはこういうんです。
「吉良さん、お願いします」と(笑)
光田さんの無茶振りもいいところなんですけど、
ちゃんと吉良さんもそれを受けて何かを訥々とお話になるんです。
そんな吉良さんを隣で茶化すように見守る壷井さんもとても良かったです。
ボーカル、コーラスで参加されている井上愛さん。
光田さんとの出会いのエピソードを語っているときのことでした。
なんでも井上さん、某のど自慢番組で優勝した経歴をお持ちだとか。
そんなときにふと流れてきたのがそののど自慢番組のテーマ曲。
ノリでさらっとフィドルで演奏された壷井さんもすごいなぁ、と思っちゃいました。
特別ゲストに来られていた谷岡久美さん。
M3やピアノレストランで二度ほどお見かけして、その二回とも最悪な出会い方をしてまして(笑)
きっと悪い意味で印象づけられている私ですが、実は谷岡さんのファンなのです。
そんな谷岡さんがソロピアノで演奏されたのが、
クロノトリガーの「風の憧憬」と韓国のゲーム「Lime Odyssey」のピアノ曲でした。
風の憧憬については谷岡さん自らのアレンジだったのですが、
谷岡さんのピアノもファンなのでその音色だけでもうっとりしてしまうんですけど、
そのアレンジがまた絶妙で、聞いてて涙でてきました。
Lime Odysseyについてはまったく知らなかったのですが、
光田さんらしいとても優美な一曲だったと思います。詳しく知らなくてすいません(笑)
その谷岡さんの演奏の後、登場したのが特別ゲスト二人目、下村陽子さんです。
なんでも下村さんの25周年ライブの時に光田さんと口頭でライブに出ることを約束を交わしたそうです。
そんな下村さんがピアノの前に座り、譜めくりの位置に谷岡さんが(立ちっぱなしでしたけどw)。
そんな中で演奏されたのが、ゼノブレイドのED「Beyond the Sky」でした。
バンド演奏の中でひときわ光る下村さんの奏でるピアノの音色がとても優しくて、
サラさんの天に届かんばかりの透明な歌声と相まって、そこで私は号泣してました。
曲自体もとても好きではあるんですが、このメンバーだからこそ出せたであろうその音に、
終始圧倒されていたんだな、と思います。本当に良い曲でした。
と、ここでちょっと驚いたのが、
司会担当の光田さんがBeyond the Sky終了後にサラさんの後紹介をされたんですけど、
特別ゲストのお二人の後紹介が無かったんです。
「ゲストの谷岡さん、下村さんでした~。みなさんお二人に盛大な拍手を」みたいなやつです。
演奏が終わって観客の盛大な拍手はなっていたんですけど、
そんな中で観客の方を向いてお辞儀をして静かに舞台を去って行くお二人を、
私はただじっと見つめていました・・・
何て書くと大げさなんですけど、きっと忘れてたんでしょうね、光田さん(笑)
明日の方ではちゃんと後紹介をやってくれるであろうと期待しております。行けませんが。
※「後紹介」という言葉を連発してますが、そんな言葉無いよね(^^;)
その後、ソウルサクリファイスデルタのEDもサラさんが歌われて、
さらに私が大好きな「邂逅」が流れて、前半は終了となりました。
後半はほぼ全曲大好きな曲ばっかりだったんでとても嬉しかったんですけど、
なかでも「BALTO」は本当に最高でしたね。
壷井さんと神永さんがノリノリで、吉良さんも負けじとすごい演奏されてて。
あの盛り上がりは本当に号泣ものでした。
BALTOが終わった後に観客の盛り上がりもすごかったですけどね。
そしてゼノサーガのPainをサラさんが歌われて、キリテの「希望の名は」を井上さんが歌われました。
希望の名は、については私もエピソードを事前に知ってはいたんですが、
やっぱり涙が止まりませんでした。井上さんの声もとても素晴らしくて。
あの、ものすごくはしょって書いていることは自覚してます。
ただ、全曲解説していくと確実に読み手側が飽きてしまうことを考慮して、
今回こういう形になってしまっています。
っていうか、感情だけで夜中にこうして書いているので、
「あの曲のことは書かないのかよ」とか言われると困っちゃいます(笑)
アンコールは3曲です。
クロノクロスより「時の傷痕」。
クロノトリガーより「遙かなる時の彼方へ」。
そして最後はゼノギアス「LAHAN」でした。
どの曲も本当に号泣したんですけど、
最後のLAHANは手拍子を合わせるのがとても大変で(笑)。
何とか食らいつけたかな、と自負してますww
最後の合唱では左4席ほど横にいた女性が朗々と涙流しながら歌われてて、
その姿を横目でチラッと見つつ、やっぱり私も涙流してました。
いやぁ、素晴らしかったです。
近年まれに見る「すばらしかった」でした(笑)
本当にライブ終わって欲しくない、って思いましたし、
ライブ終了後も「終わっちゃったよ~」って泣いてました。
一緒に来てた人もその様子に呆れてたみたいでしたが、まあ仕方ないことですね(^^;)
河井さんのことを触れないわけにはいきません。
私がこのコンサートで感じたことの一つは「河井さんに捧げるコンサート」だったのかなというところです。
バンマスの吉良さんもTwitterで言及されてたそうですが、
今回のセットリストを見ると、その考えがあながち間違っていないことに気づきます。
10年前に大崎で行われた無料コンサート。
そこには今回のバンドメンバーである吉良さん、壷井さん、そして光田さんの他に、
もう一人、河井英里さんもいらっしゃったそうです。
私は事前にこの情報を掴んでいなかったので見に行くことは出来ませんでしたが、
後から知って本当に後悔しました。それは河井さんが亡くなられた時にも痛切に感じました。
一度で良いから河井さんの生の歌声を聞いてみたかったです。
そんな切ない思いもありましたが、
たくさん盛り上がったし、たくさん泣いたし、もう満腹です。
こうして書いておいてなんですけど、またライブやってほしいです。
出来ればこのメンバーで。あ、みとせさんは是非呼んでいただきたい!!
なんだか感情的で散文的でめちゃくちゃなブログになりましたが、
これも今の私です。ちゃんとこのままあげます(笑)。
※いつもはブログをあげてから文章手直しとかやりますが今回はやらないですw
光田さんをはじめバンドメンバーの皆様、お疲れ様でした。
ブログ内ではあまり言及しませんでしたが、
全ての演奏者の方に尊敬と感謝を。
生きてて本当に良かった。
このライブに参加出来て本当に良かった。