音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ゲームサウンド

現代音楽を聞く その53

イギリスの作曲家、マイケル・ナイマンの名前を知ったのは、 映画「ピアノレッスン」の音楽、ではありませんでした。 ファミコンで発売されたゲーム「MOTHER」のアレンジアルバム、でもありません(笑) たぶん映画「コックと泥棒、その妻と愛人」だと思いま…

今年のお気に入り

最近あまりゲームをプレイできていないんですけど、 スマホで出来るゲームはちょこちょことやってます。 (一応無課金でやってます) 今年プレイして、音楽がとても気に入ったゲームの一つが、 タイトルにもある「Sdorica」という作品でした。 ゲーム自体は…

Incidental Music Vol.27

アニメ「空想科学世界ガリバーボーイ」。 今から20年以上前のアニメです。確か1995年だったと記憶してます。 このガリバーボーイですが、 メディアミックス展開というのをやっていて、 アニメだけではなく、同時期にゲームも発売されています。 もともとは「…

山茶花

このブログでゲーム関連のお話をするのは久々ですね。 私よりもゲーム音楽に熱い方はたくさんいらっしゃいますし、 何より語りたい音楽がまだまだたくさんありすぎるので、 そちら方面は専門家にお任せしたいところではあるのですが。 たまには語りたい時も…

PiCOPiCT

ゲームメーカーである任天堂が、 Nintendo DSやWiiで発売していたArtStyleシリーズというのがあります。 インディーズ、というと聞こえが悪いかもしれませんが、 当時の「画面のキレイ度重視」だった大作ゲームとは一線を画した、 発想と入力にこだわった面…

ゼルダの伝説Breath of the Wildのメインテーマのお話

以前、こういう記事を書きました。 hw480401.hatenablog.com そこで、カカリコ村の音楽のこととか、 神獣ヴァ・ルッタの音楽のこととか書いたんです。 今回、劇伴ブログを書こうと思って、 たまたまその時BGMとしてかかっていた、 ゼルダの伝説Breath of the…

Incidental Music Vol.13

1995年に、今は無きパイオニアLDCから発売された、 SFC用ソフト「バウンティソード」。 アニメの脚本家としても知られる山口宏さんが指揮をとり、 音楽担当としてアニメ界で大活躍されていた田中公平さんを迎え、 その他一流スタッフが集って作られたなかな…

ゼノギアスコンサートと観覧マナーの話

先にお断りをしておきます。 このブログは4月7日と8日の二日間、計4公演行われた、 ゼノギアスの20周年の記念コンサートのことを書くのですが、 「作曲家・光田さん信者」の方や「ゼノギアス大好き」という方には、 あまりおすすめしないブログです。褒めち…

Lost Princess

休憩中たまたまYoutube見てたんですよ。 動画の閲覧履歴とかから分析して、 「あなたへのおすすめ」と称したYoutubeからの推奨動画リストが、 トップページに並ぶんですけど、 そこに気になる動画があったんです。 【プリンセスコネクト!Re:Dive】公式プロ…

音楽の多様性とその功罪

堅苦しいタイトルにしてみましたけど、内容はそれほど堅苦しくならないと思います。 だって書いてるのが私ですから(笑) 先日、とあるSNSの投稿で、 「ジャズの濁った響きがよくわかりません」という内容の質問に対して、 真摯に回答をされている方がいらっ…

大航海時代2

NECが発売していた、通称「PC98」シリーズで、 たぶん最初にやったゲームがこの「大航海時代2」だったと思うんです。 最初じゃないかもしれませんけど(笑)。 PC-98シリーズ 大航海時代2 OPENING 当時、私の家は貧乏全盛だったので、 パソコンなんて大層な…

交響組曲「ドラゴンクエストXI」の感想(辛口編)

巷では待ちに待ったドラクエの交響組曲CD発売ということで、 Twitterでも心待ちにしているツイートが散見されました。 私の場合はちょっとひねくれた理由もあって、 実はそれほど心待ちにしていたわけではなかったんですけど(笑)。 まあでも、恒例行事みた…

奇を衒う音

何かの対談だったと思うのですが、 ドラクエシリーズの音楽を手掛けられたすぎやまこういちさんが、 その中でこのようなことを仰ってたんです。 「『独創性』と『奇を衒う』というのは紙一重のように見えて全く違うものです」 インタビュアーの方が、 「ドラ…

ドラゴンクエストXIの音楽のこと

ブログの更新が遅れているのは全てこれが理由です(笑)。 すいません・・・ さて、一応クリアをしたのでドラクエ11のことを書きます。 私はリアルタイムでほぼ全てのドラクエのナンバリングタイトルをプレイしてます。 10についてはオンラインという要素も…

7/9DQコンサートでのワタクシ的一騒動

東京佼成ウインドオーケストラ(以下TKWO)による、ドラゴンクエストの吹奏楽による演奏会が7/9(日)に行われました。 本邦初演となる「吹奏楽版ドラゴンクエストIX」ということだったんですが、NINTENDO DSプラットフォームでのナンバリングタイトルという…

ゲームの音楽とオーケストラの親和性について

最近SNSを見てて思うところを書いてみようと思います。 ゲームの音楽の演奏会が本当にたくさん出てくるようになりました。 私はそのほとんどに行ってないんですが(笑)、 興味がわくものについては重い腰を上げるようにしています。 興味がわいても、その演…

サンセットサマー

まだ初夏なんですけど(笑)。 今日から6月です。いよいよ梅雨の時期になりますね。 夏の曲というとたくさんあると思うんですが、 私が最初に自腹で購入したCDというのが、 石川優子さんの「Stupid Cupid」というアルバムだったんですね。 アニメ「燃える!…

SHAROM(MSX)

魔城伝説というゲームがその昔、KONAMIから発売されました。 80年代に登場したMSXというゲーミングパソコン、 平たく言うとファミコンみたいにソフトを差してゲームをプレイできるパソコンというものが発売されたんですが、 私も当時友人宅でプレイしまくっ…

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの音楽のこと

※若干ネタバレ要素がありますのでご注意ください。 昨日、ようやく両機種でクリアをしました。 ゼルダの伝説Breath of the Wild(BotW)、 WiiU版、Switch版両方を順番にやったんですけど、 さすがに昔のように徹夜でゲームするほどの体力もなく、 ちまちま…

prime # 4507を聞いて人生を考える

ゲームの付随音楽から離れているというのに、 定期的にネタにしてしまうのはなんでなんでしょうね。 たぶん根っこは大好きなんですよ、きっと。 でももうちょっと離れて静観していたいんです、たぶん。 PlayStation3で発売されたゲーム「無限回廊 光と影の箱…

ゲーム音楽好きはサブカルチャー音楽以外の夢を見るか

タイトルは有名なSF小説のものをもじってみました。 (参考:「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」) 実は先日ゲームの付随音楽についてのブログをあげたんですけど、 とある方からの意見をいただきまして、 自分でも少し思いの丈を書きすぎたか、とも思い…

古典としてのゲーム付随音楽

それなりに年を重ねているので、ゲームは創生期からプレイしています。 娯楽の殿堂・任天堂が出したオレンジ色の筐体をテレビにつなげて、 左右にわかれたプレイヤーがドット(球)を打ち合うものや、 携帯性のある時計とゲームが一体化したものや、 それこ…