音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

はしる

全く関係ないネタから入ります。

 

先週火曜日の深夜に任天堂のE3版Nintendo Directが放送されました。

他のメーカーのE3での発表がそれほど話題にのぼらなかったようで、

俄然、日本のゲームメーカーの雄の一つである任天堂の発表に、

世界中からの期待が寄せられました。

私も実はリアルタイムで1時ころから見ていたんです。

何度か映像が止まったりしましたが無事に全部見ることが出来ました。

 

個人的に嬉しかったのはメトロイドシリーズの復活でしょうか。

シリーズ全て遊んでいるのはゼルダシリーズだけではないんです(笑)

メトロイドシリーズも、あのダークな雰囲気がすごく好きで、

ほぼ全て遊び倒しております。なので、10月発売の新作も期待してます。

 

目玉だったBotW続編の映像ですが、個人的にはあまり響きませんでした。

2年前のインパクトがあまりに強すぎて、肩透かし感すら感じました。

メインテーマらしき曲も少しだけ聞けましたけど、

前回のメインテーマの焼き直し感が強く、

前作のメインテーマほどにはワクワクしませんでしたね。

Twitterでも映像の評価は二分しているようでしたが、私は「普通」という評価です。

きっと全体像が少しずつ見え始めると期待値が上昇するんでしょうけど、

少し小出しにしすぎている感じがしたんですよね。

 

というのが先週のNintendo Directの感想みたいなものです。

ちなみにいうと、今回のブログとは全く関係ありません(笑)

 

 

 

では、本編をはじめます。

 

「はしる」というキーワードでどんな音楽を想像するでしょうか。

小学校自体の徒競走でかかっていた「クシコスポスト」、

B'zの「兵、走る」、あるいは坂本真綾さんの「走る」、

あるいはSexy Zoneの「RUN」などが頭に浮かぶ人もいますよね。

歴代のオリンピックの主題歌なんかを思い出す方も多いと思います。

 

私がふと最初に思い出したのはhitomiさんの「Love2000」でした。

作詞を手掛けたのはhitomiさんご本人、作曲は鎌田雅人さんですね。

この曲というとQちゃんこと元マラソン選手の高橋尚子さんを思い出します。

一時期毎日のようにテレビやラジオで流れてましたし、

なにか作業をやってるとき、ふとサビを口ずさんでいる自分を発見したり、

今思い出すと、それもこれも良い思い出なんでしょうけど、

当時は自ら進んでは聞いてなかったんですよね(笑)。

 

あと、運動会で思い出すのは、

カバレフスキーの「道化師のギャロップ」でしょうか。

曲の名前を聞いてもピンと来ない方も、

音楽を聞くと「ああ、これか」と思うこと確実です。

運動会というと「天国と地獄」「クシコスポスト」とこれだと思ってます。

もともとこの曲って「道化師」という組曲の全10曲中の1曲なんですよね。

全部通して聞くとまた違った印象が生まれるかもしれません。

個人的には第6曲の「叙情的情景」が好きだったりしますが。

 

余談になりますけど、小学校自体にマスゲームというのが演目にありました。

その時に使われた音楽が、

映画「幻魔大戦」の「地球を護る者」という楽曲でして、

有名なプログレバンドを率いていた、キース・エマーソンの楽曲なんですが、

未だになぜ担当者がこの楽曲でマスゲームをしようと思い至ったのか、

きっとキース・エマーソンが好きだったんだろうな、

だとしたら私と会話が弾んだかもしれない、という妄想までしてました(笑)

(私も彼の楽曲は大好きでよく聞いてました)

 

そういえば、別の小学校ではヨハン・シュトラウス2世ポルカ「狩り」が、

よく徒競走などの競技BGMで使われていました。なんとも優雅な印象があります。

これ、小学校ごとに徒競走のBGMを調べてみたら面白そうですけど、

そういう調査結果ってやっていたりするんでしょうかね。

やってないなら誰かやってほしいところです。

 

え、わたしですか?

やりません(笑)

Incidental Music Vol.95

 作曲家の三沢郷さんのお名前を初めて知ったのは、

たぶんこのアニメの音楽あるいは主題歌だったと記憶しています。

 

 

今では諸般の事情で再放送が困難な作品になっているようですね。

サントラも出てますし、三沢さんの全集にも主題歌が入っているので、

まあ、あれですね、いわくつきのアニメというのはガセかもしれません。

 

ジャングル黒べえ」は藤子・F・不二雄さんの原作漫画だそうです。

あの宮崎駿さんもアニメ化に携わっていたという噂もありますが、

ホントのところはよくわかりません。

ただ、関西地区では嫌というほど再放送しまくっていたアニメです(笑)

ど根性ガエル」と「あさりちゃん」と「元祖天才バカボン」と、

この「ジャングル黒べえ」は関西地区の再放送の常連でしたね。

あ、「じゃりン子チエ」もありました。

 

三沢郷さんといえば「デビルマン」「サインはV」などが有名です。

私なんかは「ミクロイドS」の主題歌に感化された人間ですが。

まあでも、デビルマンもミクロイドSもジャングル黒べえも、

私が生まれる前、あるいは生まれた頃の作品群なので、

再放送っていうのがほんとうにありがたかったな、と思います。

 

さて、上述のサントラですが、発売は5年前のことです。

アニメの放映が1973年なので、実に43年もの長い間封印されていたことになります。

手元にもちろんサントラは持っていますし、久々に聴きながら書いているんですが、

音楽的にもかなりクオリティの高い楽曲群だと今聞いても思います。

なにより主題歌、EDの難しさは随一ではないかと思ってますが、

大杉久美子さんが難なく歌われているのがまたすごいです・・・

 

残念ながら件のサントラはすでに生産終了してしまい、

ネット界隈でも高値で取引されている稀少盤になってしまいました。

ぜひ聞いてみてください、と言えないのが悔しいところではありますが、

それでも70年代のテレビアニメの粋がつまった一枚になっていますので、

可能性は限りなく低いかもしれませんが、

再販された際にはぜひお手にとって見てください。

あるく

最近、毎日継続して運動をしています。

といっても、無酸素運動は私にはどれもきついので、

有酸素運動で軽めのやつを毎日継続しています。

 

ウォーキングです。

 

張り切ってはじめたはいいけど、初回にかなりきつめなことをして、

そして数回やったあとにヘタってしまい、そのままフェードアウト、

ということを、このブログを見ている方も経験があると思います。私もです。

 

でも、今回は結構続いてます。

朝晩の通勤時にだいたい80分ほど歩いてます。

腕を振って歩くこともあれば、仕事で疲れてトボトボ歩くこともありますが、

それでも1ヶ月ほど毎日続けてます。

みるみる痩せたわけでもないですけど、身体は割と調子が良いです。

 

 

余談なんですけど、

「からだ」って漢字を使うときに私はあえて「身体」という漢字を使ってます。

「体」の一文字で「カラダ」と読むことはもちろん知ってます。

漢字検定持ってますし(笑)

理由は色々とあるんですが、文章内でのバランスでしょうかね。

一文字で表すよりも、二文字で表したほうがしっくりくる、とでもいいますか。

これはまあ、私個人の感覚なので、共有するのは難しいですけど・・・

なので、これからも「身体」という文字はそこかしこに出てきますので、

その際は、「シンタイ」ではなく「カラダ」とお読みください。

 

 

さて、戻します。

 

 

以前、電車で都内へ通勤していた頃もそうですが、

私は音楽を聞きながら通勤しています。

読書することもありますが、そのときも音楽を聴きながら読んでます。

No Music No Lifeと言ってるのはタワーレコードですが、

私もたぶん物心付く前からこういう心境で生きているんだな、と思ってます。

 

でまあ、ウォーキングするときに聞く音楽ってなかなか難しいです。

もちろん私が得意とするジャズやクラシックあたりの音楽でも、

ウォーキングに適したものは数多あるはずなんですけど、

実は今、それほどジャズもクラシックも聞いていないんですよね。

(通勤時間でのお話です)

 

何を聞いているかと言うと、古い洋楽が多いです。

60年代から70年代のものが多いですかね。

そういうのをあまりブログでは紹介してませんけど、実は相当聞いてます。

 

Scot McKenzie「San Francisco」

The Rivingtons「Papa Oom Mow Mow」

The Marvelettes「Please Mr. Postman」

Neil Sedaka「Oh! Carol」

 

最近聞いているものの中から書いてみましたが、

なかなか渋い選曲になってますね。

ただ、どれも今のような速さではなく、歩くのに適した曲の早さなんですよね。

アコースティックな音色を聴きながらのんびりと歩いてみると、

普段見慣れた光景が、少し違って見えて・・・こないかもしれませんが(笑)、

私が生まれるはるか前の音楽に思いを馳せるのもまた一興かもしれないですよ。

 

 

Bill Evans, Jim Hall / Undercurrent 【ジャズのススメ 146】

 

hw480401.hatenablog.com

 

以前、ケニー・ドリューのこのアルバムを紹介しました。

以前、といってももう二年以上前なんですけど。

 

で、このブログを見た人から、

「UNDERCURRENTっていうと、私はビル・エヴァンスの方を思い出しました」

っていう意見を何度かもらったんです。

なるほど、確かに同じアルバムタイトルですから、

そりゃ知名度のある方が認知されやすいってのはわかります。

 

ただ、私の場合はケニー・ドリューの方を先に思い出してしまいます。

なんでなんでしょうね、ひねくれものだからでしょうか(笑)

 

 

 

ビル・エヴァンスは説明不要なピアニストの一人ですよね。

そして、共演しているのがジム・ホール、ジャズギタリストの名手ですね。

この二人の共演によるアルバムが「UNDERCURRENT」です。

ピアノとギターのデュオというのは結構ある気もしますが、

その中でも多分群を抜くほどの出来だと、当時聞いていた私は思ってました。

優れたプレイヤーが二人そろうと、さらに素晴らしいものになる、

という保証は残念ながらまったくないんですけど、

少なくともこの二人の演奏は、互いを引き立てているような、

そんな微笑ましい音色を響かせてくれて、ニヤニヤしてしまいます。

 

私がこのアルバムのことを四の五のいうのは野暮なので、

是非聞いてみてください。

全部大好きですけど、Dream Gypsyは何度も聞いてしまうくらい癖になります。

はぁ、久しぶりに聞きたくなってきた・・・

 

A LONG VACATION

大滝詠一さんの曲、昔から大好きなんですよ。

未だに「滝」なのか「瀧」なのかよくわからないですけど(笑)

最初の変換で出てきたのが「滝」の方なのでこっちでやります。

 

 

ファンの間で名盤と言われているこのアルバム。

発売されたのは今からおよそ40年前。1981年のことです。

もちろん当時は聞いてなかったんですけどね。

 

発売からしばらくして兄がこのアルバムを聞き出したのをきっかけに、

私もこのアルバムを兄に黙ってこっそりと聞くようになりました。

 

アルバムA面(当時はレコードでしたから)の1曲目に入っているのが、

タイトルにも書いてあるとおり「君は天然色」です。

どこか海外のロックアーティストを彷彿とさせるメロディとアレンジ。

ポップなのになぜか少し悲しい気持ちになるのは、その歌詞のせいでしょうか。

作編曲は大滝さんご本人。作詞は松本隆さんです。

 

大滝さんといえば、

ドラマの主題歌にもなった「幸せな結末」は有名ですし、

いろいろなアーティストに楽曲を提供していますね。

私も大好きな薬師丸ひろ子さんの「探偵物語」、

松田聖子さんの「風立ちぬ」、小林旭さんの「熱き心に」、

小泉今日子さんの「快盗ルビイ」、

ちびまる子ちゃんのOPとしてヒットした渡辺満里奈さんの「うれしい予感」など、

あげだしたらきりがありません。

 

ただ、彼の作品でもっとも衝撃を受けたのが「君は天然色」でした。

あのイントロは本当に素晴らしすぎて泣きそうになります。

 

イントロの最初、Eで始まるのにAメロ直前にあれ?ってなって、

気がつくとDでメロディがはじまっているんです。

 

 

思い出はモノクローム 色を付けてくれ

 

 

メロディはものすごく明るいのに、このサビでグッと来るんです。

それはもちろんこの曲の誕生秘話を知っているからでもありますけど、

(その辺のお話はネットにたくさん転がってるので検索してみてください)

ちゃんと計算され尽くしているのか、それとも天然なのかは判然としませんが、

曲もアレンジも、本当に当時としてはかなり新鮮だったと思います。

今聞いてもまったく色褪せない名曲ですね。

 

 

なんでこの曲のお話をしたのかというと、

帰りの道で、この曲を大声で歌いながらチャリンコをこいでいる、

おじいちゃんが私の目の前を通り過ぎたんです。

 

それだけです(笑)

続・35周年

 

hw480401.hatenablog.com

 

というわけで、今年の二月にこんなブログを書きました。

まあ、内容はファミコンディスクシステム発売35周年、

という書き出しで始まりつつ、ゼルダ35周年のブログです。

そして、このブログの最後の方で3ヶ月後くらいに書くことを予告していました。

 

さて、今日は5月27日です。

 

1986年5月27日。今から35年前の今日、発売されたRPGがあります。

1作めはそれほど話題にならなかった記憶がありますが、

続く2作目、そして3作目と次第に報道も加熱していきました。

「抱き合わせ販売」や「盗難事件」などが取り沙汰されましたけど、

今みたいな「転売屋」なんてものがまだそれほど話題になっていなかった時代です。

 

そのゲーム「ドラゴンクエスト」は、今でもシリーズ作品が続いていて、

さらにはそこからの派生作品もあまた生まれた超人気タイトルです。

 

私のゲームの主成分は「ドラクエ」と「ゼルダ」で6割程度はできてます。

たぶん、この2つに関してはだいたいシリーズは遊び尽くしているかと思います。

(遊び尽くす、というのは個々人によって程度が違います)

 

思えば、ファミコン発売当時も遊んでましたし、

スーパーマリオや初代ゼルダもリアルタイムで遊んでいます。

初代ドラクエも、兄が近所のおもちゃ屋さんで買ってきたものを、

隣でプレイを見ていた記憶がありました。

確か私が「ポートピア連続殺人事件」をプレイしていたときです。

まだ「犯人は○○」というのを知らない頃ですね。

 

考えてみると、初めて遊んだドラクエは本当に面白かったです。

当時、ネットなんてなかったですから、情報は雑誌や口コミだけです。

難易度も高く、何度も画面が真っ赤になってしまいましたが、

本当にのめり込むようにやり続けてましたね。

ふっかつのじゅもんというパスワードを入力すると続きが遊べるというのも、

当時としては画期的でした。

まあ、失敗したことも数え切れないくらいありますけど(笑)

 

ロトシリーズ、と後の呼ばれることになる1~3の3作品を、

当時リアルタイムでプレイできたのは未だにキセキだと思いますし、

あの3の終盤に訪れる場所やエンディングが終わって最後に表示されるメッセージに驚愕できたのはホントに宝物だと思います。

 

シリーズでどれが好き?という質問をよくされますが、全部好きです。

11も発売された2機種両方でクリアしましたし、リメイクも堪能しました。

不満はないこともないですけど、どれもこれも楽しい思い出になってます。

 

そして、35周年の今日。

ドラクエのシリーズ最新作の発表がありました。

「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」です。

タイトルロゴだけの発表だったようですが、今から楽しみです。

発売はおそらく数年先のことになると思いますけど(笑)

 

ドラゴンクエストIII」のリメイク作品も発表されましたね。

「オクトパストラベラー」で採用されたHD-2Dという技術を使用して、

新たなドラクエIIIが楽しめるということでしたけど、

オクトパストラベラーというゲームに、私自身があまり馴染めなかったので、

(一応一通りクリアはしてます)

個人的にはちょっと様子見になると思います。

FCとSFCGBCで遊べますし。

 

 

そういえば、以前ドラクエオフ会やろうと企画したこともありましたっけ。

すでにオフ会界隈から離れて久しいので、企画は夢のまま終わりそうですけど(笑)

いつぞやの1件以来、オフ会はトラウマになってます。。。

 

 

まとまりのないブログになってしまいましたが、

ドラゴンクエスト35周年おめでとうございます。

やってない派生作品が膨大なので、シリーズ作品だけでもプレイし続けます(笑)

現代音楽を聞く その101

フランスの現代音楽作曲家、ジェラール・グリゼーは、

かなり論理的な作曲を行う人として私の中では定着しています。

 

彼の作品というと「時の渦」や「音響空間」といった大作を想像する人も多いですが、

といっても、彼の作品がどのくらい知られているか私もよく知りませんけど、

当時、学生真っ只中だった私は、

そんな論理的な楽曲の数々を聞いてはインスピレーションを得ていました。

私が帰国して数年後に彼の訃報が飛び込んできたわけですが、

その時、ふと耳にこびりついていた曲というのがありまして。

 

「限界を越えるための4つの歌」というタイトルです。

(原題:4 chants pour franchir le seuil)

彼の作品の中でも、比較的晩年に近い頃作られたものですが、

曲を聞いてタイトルを見ても、未だにそのすべてを理解できない難曲です。

 

きっと私には理解できないままなのかもしれないですけど、

それでもいいか、と思わせてくれる、そんな1曲です。

あ、4曲です(笑)

 


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