以前にもブログで書いたと思いますけど、
未だにパソコンでの譜面作成に手間取るタイプのアナログ人間です。
今でも、五線紙を購入し手書きで譜面を書いています。
打ち込みの音楽もやってはいるのですが、
それでも最初は手書きでリズムから書いていく人です。
「慣れだよ」という人が周りに多くて、
熱心に楽譜作成ソフトをすすめられて使ってみたりもしたんですけど、
なんというか、むず痒い感覚になるんですよね。
確かにそのほうが早いと思いますし、便利なのでしょうけど、
もともと「頭の中でこねくり回して音を完成させる」タイプの人間なので、
書き出す段階で、すでにアレンジが出来上がっている状態なわけです。
だったら余計にソフトを使えば早くできるのに、と思う人もいるかも知れませんが、
もうこれで何十年もやってるので、きっと向いてないんでしょうね(笑)
で、手書きでやるときに必要なのがシャープペンシルではなく鉛筆なんです。
鉛筆って使っていくとどんどん線が太くなるので、
常時、ちゃんと削っている鉛筆を4~5本ほど用意しておきます。
フルオーケストラのような楽器の多い譜面を作る場合はもっと用意します。
というか随時削りながら書くんですけどね(笑)
シャープペンシル(シャーペン)も使ってみたんですけど、
太さの変わらない感じがなんとも違和感がありまくりで、
あと筆圧が少し強いせいなのか、芯が折れまくりなので、結局鉛筆に戻ります。
特にお気に入りのメーカーとかはないんですよね。
UNIだったりトンボだったり、いろいろなのを使ってますが、
太さに関してはBもしくは2Bあたりを主に使うことが多いです。
一時、固めの芯も使ってたんですが、書き味に違和感を感じてしまい・・・
鉛筆好きではありますけど、別の仕事ではシャーペンばかりです(笑)
自分自身、それほどこだわりはない人間だと思ってはいましたけど、
こと音楽に関しては結構こだわりが強いところもあるんだな、と今わかりました。