音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その80

フィンランドの現代音楽家といえば、

今ならカイヤ・サーリアホを挙げる人が多いと思います。

私が彼女の音楽と接したのはずいぶん昔でしたが、

近年でも作品を精力的に作り続けており、私も目が離せない作曲家の一人です。

 

カイヤ・サーリアホの個展

カイヤ・サーリアホの個展

 

 

彼女の作品で最初に聞いたのは「光の弧(Lichtbogen)」だったはずです。

彼女の作品では、フルートを巧みに使った曲が多いんですけど、

電子楽器とフルート、あるいはピアノや弦楽とのコラボレーションは、

独特の緊迫感をあおりながらも、どこか繊細で優美な印象も受けます。

 

「眩惑(Verblendungen)」「花弁(Petals)」「静物画(Stilleben)」など、

このアルバムには多種な音楽が収録されています。

まあ、最近はあまり聞いてなかったんですけど(笑)

 

日本でも演奏される機会が割とあるみたいなので、

一度は生で聞いてみたいものです。