音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

ブラスぷらす Op.14

吹奏楽の楽曲というと、どうしてもアメリカの作曲家を多く聞いています。

なので、ここで紹介する曲も大体はアメリカものが多くなります。

 

ジェームズ・カーノウ(James Curnow)といえば、

最初に聞いたのは「交響的三章」だったと記憶していますが、

そのあとでたまたま「トリティコ(Trittico)」を聞いたんですよ。

 


Trittico - James Curnow, Eikanger-Bjoirsvik

 

細かい話をすると専門的になるのでここでは割愛しますけど、

吹奏楽としては長めの曲であるはずなのに、それほど長さを感じないんです。

いろいろなテクニックを駆使していることは確かなんですが、

そういうのを感じさせない曲、といえばいいんでしょうか。

 

この曲は、このブログでは登場していない、

私がボストン留学時代に出会った知人が、かなり後になって教えてくれた楽曲です。

アメリカの吹奏楽団でユーフォニアムを演奏しているその彼が、

やはりユーフォニアム奏者でもあったジェームズ・カーノウの作品を推薦するというのは、なんとも運命的です。

 

そういう意味でも、思い出の1曲と言えるのかもしれないですね。