フランスの現代音楽の作曲家、ブリス・ポゼ。
私が大分大人になってから聞き始めた作曲家の一人ですが、
その作風は以前紹介したイギリスの作曲家、ファーニホウを思い起こさせます。
最初に聞いたのは「チェンバロのための6つの前奏曲」だと思います。
作曲者本人によるチェンバロの演奏で聞いた、はずです(笑)
Six Préludes pour clavecin: I. Instabile, a tempo giusto
作品としてはたくさんのジャンルにわたっています。
交響曲や協奏曲、あるいは器楽独奏曲や室内楽まで多岐にわたります。
「オーボエとアンサンブルのための8つのカノン」は、
オーボエ・ダモーレのために書かれた小品です。
Brice Pauset - Huit Canons - Pour Hautbois D'Amour Et Ensemble (1998)
どちらかというと緊張感をはらむ音色の中にも柔らかな色合いが垣間見えて、
個人的には聞きやすい部類に入るのかなぁ、と思ったりしますが、
個人的感想なのであてにしないほうが良いと思います(笑)