彼は作曲者としても活躍していましたが、残念ながら19年前に亡くなってます。
優れたオーボエ奏者として後進の指導にもあたっていました。
彼の作品はほとんど音源化されていないのですが、
「オーボエ、トロンボーン、ピアノのための三重奏曲」(Trio for Oboe,Trombone and Piano)は、生で聞く機会があったんです。
Ronald Roseman Trio for Oboe, Trombone, & Piano, October 2012
好きな曲ではあるのですが、生で聞くとまた響きが違って聞こえます。
作曲者自身が優秀なオーボエ奏者であることから、
美味しいところをオーボエが持っていく、というわけでもなく、
独特の緊張感をはらみつつ、三位一体となった音色が冴えわたる、
そんな印象のある1曲になっています。