音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その70

アメリカのオーボエ奏者として知られるロナルド・ローズマン。

彼は作曲者としても活躍していましたが、残念ながら19年前に亡くなってます。

優れたオーボエ奏者として後進の指導にもあたっていました。

 

彼の作品はほとんど音源化されていないのですが、

オーボエトロンボーン、ピアノのための三重奏曲」(Trio for Oboe,Trombone and Piano)は、生で聞く機会があったんです。

 


Ronald Roseman Trio for Oboe, Trombone, & Piano, October 2012

 

好きな曲ではあるのですが、生で聞くとまた響きが違って聞こえます。

作曲者自身が優秀なオーボエ奏者であることから、

美味しいところをオーボエが持っていく、というわけでもなく、

独特の緊張感をはらみつつ、三位一体となった音色が冴えわたる、

そんな印象のある1曲になっています。