音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Sonny Rollins / EASY LIVING【ジャズのススメ 95】

ソニー・ロリンズといえば、

私がジャズ好きとなったきっかけをくれた名プレイヤーです。

彼のアルバム「SAXOPHONE COLOSSUS」は、

未だにずっと聞き続けているアルバムの一つとなっています。

 

ただ、私はファン心理というものをあまり持ち合わせておらず、

「アーティスト単位でアルバムを聞く」ことがあまりありません。

彼のアルバム「EASY LIVING」もその一つです。

このアルバムについてはあまり良い印象を持っていません。

 

Easy Living

Easy Living

 

 


Isn't She Lovely - Sonny Rollins

 

言わずと知れた、というと知らない人に失礼なのですが、

スティービー・ワンダーの名曲「Isn't She Lovely」のジャズアレンジが収録されています。

彼の良いところである「能天気なサクソフォン」がこのアルバムでも堪能できます。

それはいいんです。いいんですけど・・・

 

私のような老害、じゃない、

どちらかというと古いジャズ好きからしてみると、

こうしたフュージョン寄りのアレンジというのがどうにも馴染めません。

アルバムのクオリティはけして低くはないんです。良いんです。

それだけに腑に落ちない気持ちがちょっとだけ残る、そんな感じですね。

  

なんだかんだと言ってしまいましたが・・・

 

アルバムに収録されているジャズのスタンダードナンバー「My One And Only One」。

ソプラノで聞かせるこの名曲は、とっても彼らしい音色です。