音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

現代音楽を聞く その49

スイス生まれの作曲家、エルネスト・ブロッホ

私自身は「アーネスト・ブロッホ」という呼び名の方がしっくりきますけど、

英語だとこういう言い方になるみたいですね。

 

彼の作品というと、

ヘブライ組曲」とか「バール・シェム」あたりが有名でしょうか。

特にヴァイオリンが活躍する「バール・シェム」はよく知られています。


Ernest Bloch - Baal Shem

 

「Vidui(懺悔)」「Nigun(即興)」「Simchas Torah(喜び)」という、

3曲からなる作品で、民俗的色彩の強いものとなっています。

どちらかというと新古典主義を踏襲したハーモニーが多いんですけど、

後期以降の作品はかなり前衛的なものにとって代わっていきます。

 


Bloch: String Quartet No.4 - 1. Tranquillo - Allegro emergico - Tranquillo

 

やっぱり室内楽好きなので、最初に彼の作品で触れたのは、

弦楽四重奏曲ピアノ五重奏曲あたりでしたね。

この4番あたりはかなりコンテンポラリーな響きとなっています。