音楽に対して真摯でいよう、と常に思っています。
それは、
「周りの状況に左右されず、先入観を排して向き合う」
ということです。
そこに私情を挟んでしまうことで軸がぶれてしまって、
その曲そのものに内包されているものに気づけないような気がするんです。
私の音楽の師匠ともいうべき人から、
「たくさん聞け。吸収しようとかそんなゴタクはいいからとにかく聞け」
と口を酸っぱくして言われていました。
それは今でもずっと続いている習慣のようなもので、
気が付けば、あらゆるものを聞くことが常態化しているという感じです。
そんな理屈とは全く関係ないですが(笑)
先月ミニアルバムをリリースしたユアネスです。
注目していたわけじゃないんですが、
たまたまSNSなどでまわってきた動画を見て気になったバンドです。
インディーズのアルバムランキングでも上位にいるようで、
認知度は少しずつ上がってきたような印象です。
このオフィシャルMV「凩(こがらし)」も、
10万再生を超えているというのは、それだけファンも多いんでしょうね。
気にはなるんですけど、なんでしょう、
スッと入ってこない音楽なんですよね。
心に爪を立てられるほどの個性があるわけでもなく、
かといって、下手な要素があるわけでもない。
無難にまとまっているなぁというのが今の私の正直な感想です。
じゃ、なんで紹介したのかというと、
こういうバンドって伸びしろが大きいと思うんですよ。
ハマるとすごそう、とでも言えばいいんでしょうか。
要するに「ちょっと気になるバンド」ってことです。