音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Incidental Music Vol.24

今から35年前に放映されたテレビドラマ「波の盆」。

監督はウルトラマンシリーズなどで知られる実相寺昭雄さん。

そして、脚本は「北の国から」でも知られる倉本聰さん。

音楽は、現代音楽の分野でもよく知られる、あの武満徹さんです。

 


Toru Takemitsu:Nami no Bon 武満徹 「波の盆」

 

私自身このドラマは見たことがありません。

ドラマのサウンドトラックは持ってます(笑)。

 

武満徹さんといえば、「ノヴェンバーステップス」や「弦楽のためのレクイエム」などに象徴される前衛的な音楽という印象が強いと思うんですが、

こうした映像作品の音楽や軽音楽にも造詣が深かったのだそうです。

 

この「波の盆」のメインテーマは、

どこまでも優しく、芯のある、でも切なさも同居する名曲です。

ドラマを見ていないのに、自然と涙が出そうになる、そんな音楽です。

 

私が年を取って涙もろくなったからかも知れないですけどね・・・