北野武監督の映画、好きなんです。
監督デビュー作からずっと彼の作品を見続けています。
全部が全部好きってわけじゃないんですけど(笑)。
「あの夏いちばん静かな海」「ソナチネ」「Kids Return」「菊次郎の夏」などでタッグを組んでいた久石譲さんが北野映画の音楽担当だったころが懐かしいです。
その後、池辺晋一郎さんや梶浦由記さんなどが単発で担当されたんですが、
それ以降はずっと鈴木慶一さんが音楽を担当されています。
(「座頭市」も鈴木さんの音楽なんですけど)
「座頭市」のサントラに入っている「Festivo」は、
映画のタップダンスシーンの音楽ですけど、当時は衝撃でしたね。
時代劇にタップダンスって、と私も思ってました。
Zatoichi [2003] (OST) - Festivo /11
「座頭市」のサントラは本当にお勧めなのでぜひ聞いていただきたいです。
鈴木慶一さんといえば、ゲーム好きな方なら「MOTHER」が思い浮かぶでしょうし、
私のような少し古い人間だとムーンライダーズを思い起こします。
ムーンライダーズといえば、
PSの「クラッシュバンディクー」のCM音楽でも有名な岡田徹さんや、
数多くの日本映画の音楽やアレンジをされたかしぶち哲郎さんなど、
著名な方が所属されていたグループです。
ムーンライダーズ名義でサントラ参加している、
今敏監督のアニメ映画「東京ゴッドファーザーズ」。
そのエンディングで流れる「No.9」がいいんですよね。
文字通り、第九の喜びの歌のアレンジです。
Tokyo Godfathers OST - N°9 [Ending Song]
レゲエアレンジというのも驚きですけどね(笑)。
昔の私なら「原曲破壊だ!」なんていって敬遠していたでしょうけど。
ムーンライダーズのセンスがすばらしいです。