フリージャズという言葉があるんですが、
その元祖といわれているのがオーネット・コールマンです。
当時、ジャズサクソフォンといえばマイルス・デイヴィスでしたし、
その流れとは少し、いや結構違った音色を響かせていたオーネットに、
批判が集中していたのは想像に難くありません。
そうした時代ではなく、
あらゆる音楽に寛容な時代となった今改めて聞いてみると、
その完成度の高さに驚かされます。
- アーティスト: Ornette Coleman
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1998/11/19
- メディア: CD
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このアルバムの中でもひときわ人気が高いのが「Peace」です。
9分近くもある大曲で聞きごたえもかなりありますが、
ここはあえてアルバム最初の「Lonely Woman」を。
この後のアルバムに比べるとそこまでフリージャズではない気もしますが、
これはこれで名盤ですね。
・・・やっぱりひねくれものですね、私は(笑)。