音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Ornette Coleman / The Shape of Jazz to Come【ジャズのススメ 59】

フリージャズという言葉があるんですが、

その元祖といわれているのがオーネット・コールマンです。

 

当時、ジャズサクソフォンといえばマイルス・デイヴィスでしたし、

その流れとは少し、いや結構違った音色を響かせていたオーネットに、

批判が集中していたのは想像に難くありません。

そうした時代ではなく、

あらゆる音楽に寛容な時代となった今改めて聞いてみると、

その完成度の高さに驚かされます。

 

The Shape of Jazz to Come

The Shape of Jazz to Come

 

 

このアルバムの中でもひときわ人気が高いのが「Peace」です。

9分近くもある大曲で聞きごたえもかなりありますが、

ここはあえてアルバム最初の「Lonely Woman」を。

 

この後のアルバムに比べるとそこまでフリージャズではない気もしますが、

これはこれで名盤ですね。

 

・・・やっぱりひねくれものですね、私は(笑)。

 


Ornette Coleman - Lonely Woman