ボカロという言葉があります。
正確にはボーカロイドというんですけど、
人工的に作られた声(というとまた誤解を招く可能性もありますけど)で、
自分もしくは他人が作った伴奏にのせて歌わせている動画が一時期流行しました。
初音ミク、という名前を一度ならず聞いた方もいらっしゃると思います。
ニコニコ動画などで投稿が相次いで起こり、
ボカロフィーバーともいえる時代が確かにあったような気がします。
「メルト」という曲に出会ったのは私がボカロという言葉を知る前のことです。
違和感のあるアクセントと声に最初は抵抗があったのは事実ですが、
「メルト」という曲のポテンシャルの高さ、
何より楽曲の完成度の高さに度肝を抜かれたこと、懐かしく思い出します。
そんな「メルト」が10周年を迎えました。
この曲を作られたsupercellのryoさんがクリスマスイヴにとある動画を投稿されました。
ryo (supercell) × やなぎなぎ メルト 10th ANNIVESARY MIX
10周年を記念して再度アレンジされたものです。
歌うのはやなぎなぎさん。久々に聞いて涙が出ました。
10年たっても、やっぱり名曲です。