大バッハのカンタータ140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」。
その中の第4曲にあたるのが「シオンは物見らの歌うを聞けり」です。
Bach: Zion Hort Die Wachter Singen (Zion Hears the Watchmen)
この曲に出会ったのははるか昔のことです。
母親がクラシック音楽が好きでよくレコードを聞いていたんですけど、
その時に母親がよく聞いていたのがこの曲も含めた、大バッハの曲でした。
(大バッハ→J.S.バッハ。「音楽の父」とも称される偉大な作曲家)
私の音楽の基礎はジャズでできているのですが、
私の音楽知識の基礎はバッハとベートーヴェンを含めた多くのクラシック音楽でできています。
特に大バッハの曲は幼少期にこれでもかと聞かされています。
ピアノを習い始めたころにこの曲の低音部をずっと弾きながら、
コラールを歌っていたそうなのですが、私の記憶にはありません・・・
そのくらいこの曲に私も母も魅了されていたのだと思います。
ふとこの曲がシャッフル再生で流れてきて、こんなブログを書いてみました。
たまには感傷的な気分にもなるんですよ、こう見えて(笑)。