バークレイ・ジェームス・ハーヴェストというイギリスのバンドです。
最初に聴いたのがこのアルバムでした。確かセカンドアルバムだったはず。
その後でデビューアルバムである「バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト」を、
友人から借りて聴いたのはまだ関東地方に出てくる前のことでした。
今でもこのアルバムが同バンドの最高傑作という人も多いです。
私もそうだと思います。
叙情的という言葉で語られることが多いんですけど、
どちらかというと昔の日本の歌謡曲を彷彿とさせる感じがしますね。
このアルバムが出たのが45年以上も前なので音色がやや古く感じるのは当然ですけど、
シンフォニックなところもあったり、激しいところもあったり、
かと思いきやメランコリックだったり、ヘヴィだったりします。
そのあたりの音色の移ろいが私のハートを鷲掴みに・・・
したかどうかは定かではないですけど(笑)。
今でもたまに聞きたくなるアルバムの一つとなりました。
アルバム最初に入っている「She said」を推す人も多いんですが、
私は「Mocking Bird」をおすすめしておきましょうか。
何も考えずに聴くと、その世界へ吸い込まれそうになります。