音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

サンセットサマー

まだ初夏なんですけど(笑)。

今日から6月です。いよいよ梅雨の時期になりますね。

 

夏の曲というとたくさんあると思うんですが、

私が最初に自腹で購入したCDというのが、

石川優子さんの「Stupid Cupid」というアルバムだったんですね。

アニメ「燃える!お兄さん」の主題歌だった「ドリーミー・ドリーマー」、

という曲にハマってしまってアルバムを買ったくちです(笑)。

アニメエンディングの「時を置いて」も大好きだったんですが、

そのアルバムに収録されていた「エルドラド・サマー」が、

タイトルとは裏腹に夏らしくない気がして、

それが逆に印象に残っていたりします。いい曲ですよ、ちなみに。

 


エルドラド・サマー / 石川優子

 

あともう一曲。ゲームからなんですが。

 

サクラ大戦というアドベンチャーゲームから派生して、

本当の劇場で「歌謡ショウ」と題して舞台が行われていたんですよ。

2000年前後のことなのでもう20年近く前ということになります。

実際にゲーム内のキャラクターに声を当てていた人が、

そのままそのキャラに扮して舞台を所狭しと大暴れしていました(笑)。

 

主人公である真宮寺さくら役の横山智佐さんと、

浪曲師でもあった国本武春さん(劇中では東中軒雲国斎役)がデュエットしたこの歌、

「サンセットサマー」のメロディがふっと舞い降りてきたんです。

夏、と聞くとふと思いだす曲の一つとなりました。

 


サンセットサマー

 

イントロや伴奏に三味線が使われています。

そして、ほとんど歌わない国本さんが、

2番のサビ後にちょこっと歌うんですが、ここが本当に良いんです。

(動画で言うと3:11あたりから)

まあ、最後二人できれいなハーモニーを聞かせてくれてますが。

この歌、実は私、当時生でこの歌を聴いたんですよね。

確か「新宝島」という歌謡ショウだったと思います。

三味線でギターのようなフレーズを難なく演奏している国本さんが、

当時の私にはとてもまぶしく見えました。

もちろんメインヴォーカルの横山さんの歌声もとても魅力的でしたが。

 

残念ながら国本武春さんは一昨年末にお亡くなりになったんです。

そのニュースを知った時にも、このサンセットサマーが頭のなかで流れてました。

落胆していたはずなのに、そのメロディに触れて少し癒やされたことを、

今事のように思い出します。

 

夏の曲といえばこの2曲。

いや、これ以外にもあるんですけど(笑)、それはまた別の話。