さて、オーペスをプログレという括りで書いて良いものかどうか、
私には判然としない所があるのですが、
デスメタル好きな私としては彼らをあえてプログレとして紹介したいと思います。
ひねくれ者なもんで(笑)。
60年~70年代のプログレバンドの影響を色濃く受けていますが、
その実、彼ら独特の世界観がさらに色濃く反映されています。
中でも今回紹介するアルバム「Blackwater Park」は、
そんな彼らのアルバムの中でも一二を争う傑作との呼び声が高いんです。
プログレッシヴ・デスとも言うべきそのサウンドは、
デスメタルと基調としながらもそのサウンドはプログレッシヴで芸術的ともいえます。
そしてよく聴くとヴォーカルの声がまあすごいんですよ。
ミハエル・オーカーフェルトの紡ぐ声の変化もまた、
オーペスのサウンドを形作る重要なピースのひとつでもあります。