音楽つれづれ日記

音楽好き、飽き性、そして中庸思考。

Lee Morgan / The Cooker 【ジャズのススメ 6】

ジャズトランペット奏者、という言葉を聞くと、

マイルス・デイヴィスだったりクリフォード・ブラウンだったり、

といった有名どころがぱっと思い浮かぶんですけど、

そこからではなく、今回はあえてリー・モーガンで。

 

ちなみに余談ですが、ジャズとクラシックの世界の双方で活躍している

名トランペッター、ウィントン・マルサリスというテクニシャンもいますね。

彼の「ハイドンのトランペットコンチェルト」は未だに愛聴盤の一つになっています。

 

Cooker

Cooker

 

リー・モーガンであれば「The Sidewinder」がとても有名で、

これを彼の傑作とする人が多くいらっしゃいます。私もそう思います。

そう思うんですが、あえてここは「The Cooker」を推したいです。

 

最初の「チュニジアの夜」からいい音を聞かせるリー・モーガンですが、

それよりもなによりも、

このアルバムでバリトンサックスで参加しているペッパー・アダムスがとてもいい!

この二人の掛け合いを聴いているだけでも心地よいです。

 


Lee Morgan - A Night In Tunisia