ジャズトランペット奏者、という言葉を聞くと、
マイルス・デイヴィスだったりクリフォード・ブラウンだったり、
といった有名どころがぱっと思い浮かぶんですけど、
そこからではなく、今回はあえてリー・モーガンで。
ちなみに余談ですが、ジャズとクラシックの世界の双方で活躍している
名トランペッター、ウィントン・マルサリスというテクニシャンもいますね。
彼の「ハイドンのトランペットコンチェルト」は未だに愛聴盤の一つになっています。
- アーティスト: Lee Morgan,Pepper Adams
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: CD
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リー・モーガンであれば「The Sidewinder」がとても有名で、
これを彼の傑作とする人が多くいらっしゃいます。私もそう思います。
そう思うんですが、あえてここは「The Cooker」を推したいです。
最初の「チュニジアの夜」からいい音を聞かせるリー・モーガンですが、
それよりもなによりも、
このアルバムでバリトンサックスで参加しているペッパー・アダムスがとてもいい!
この二人の掛け合いを聴いているだけでも心地よいです。