音楽つれづれ日記

ありとあらゆる音楽が好きな人。特にジャズが好き。たまにキツい毒をはいたりしますが根はいい奴です。

現代音楽

現代音楽を聞く その68

ハンガリーの作曲家というと、バルトークやコダーイを想像する方も多いです。 ピアニストも多数輩出していて、音楽的側面の強い国でもあります。 アンタル・ドラティもまたハンガリーの誇る音楽家の一人です。 指揮でもその名を知られていますが、作品も数多…

現代音楽を聞く その67

日曜日に放送していた「クラシック音楽館」で、 ノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスが、 ベルリン放送交響楽団との共演でモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏していました。 この時ひじを痛めていたアンスネスですが、 そんなハンデをはねの…

現代音楽を聞く その66

スペインの作曲家、カルロス・スリナッチ。 舞踏音楽の分野では知らない人はいないとも言われますが、 本邦ではそれほど知られた作曲家ではないような気がします。 「リトモ・ホンド」や「シンフォニエッタ・フラメンカ」など、 思わず踊りたくなるような楽…

現代音楽を聞く その65

ケネス・フックスはアメリカの現代音楽作曲家です。 今も精力的に活動を続けています。 何のきっかけで彼の曲を聞き始めたのかは定かではないですが、 管弦楽、吹奏楽、あるいは室内楽の楽曲が主となっています。 学生時代に聞いたのか、もう少し大人になっ…

現代音楽を聞く その64

キャサリン・フーバーというアメリカの女性作曲家のことは、 留学していたころに作品に触れていました。 名フルーティストでもあった彼女は、 フルートにまつわる楽曲を数多く残しています。 もちろんそれ以外にも秀作はたくさんあるんですけどね・・・ 残念…

現代音楽を聞く その63

現代音楽を主に聞いていたのは学生時代という話は、 このブログでもかなりの回数書いてきているとは思いますが、 実は最近のもちゃんと聞いています。 アメリカの現代音楽の作曲家、ポール・モラヴェックの作品も、 10年くらい前に聞いて、その音に刺激を受…

現代音楽を聞く その62

アンドレ・ブクレシュリエフといえばフランスの作曲家、 と思っていたのですが、どうやら生まれはブルガリアだったみたいです。 ずっとフランスの作曲家と勘違いしていました・・・ 彼の功績というとやはり書籍になるのでしょうか。 特に作曲家論に関する書…

現代音楽を聞く その61

ロシアの作曲家、アラム・ハチャトゥリアンはよく知られています。 「剣の舞」が最も有名なのでしょうね。 彼の若かりし頃に作った「ピアノ協奏曲」もお気に入りなので、 是非一度生で聞いてみたいところです。 ですが、今日はハチャトゥリアンじゃないんで…

現代音楽を聞く その60

英国の作曲家、ドミニク・マルダウニーといえば、 私の印象だと、現代音楽というよりも映像音楽の人という感じです。 ただ、彼も純音楽を多数作曲しています。 「オーボエ協奏曲」もそんな彼の佳作の一つになっています。 Dominic Muldowney — Oboe Concerto…

現代音楽を聞く その59

作曲家の長生淳さんというと、 私の中では編曲家という印象がとても強いんです。 吹奏楽や室内楽への編曲などで知られている方でもあり、 私のようなゲーマー世代だと「三国志IV」の音楽を思い出します。 (サントラ、めっちゃかっこいいのでおススメ) ここ…

現代音楽を聞く その58

線の音楽 (1979年) (エピステーメー叢書) 作者: 近藤譲 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 1979/04 メディア: ? クリック: 7回 この商品を含むブログ (2件) を見る 近藤譲さんの著書「線の音楽」に出会ったのは、 私が20歳を過ぎた頃でした。 現代音楽の…

現代音楽を聞く その57

20世紀に活躍したオーストリアの作曲家、カール・ピルスというと、 大体の方が「トランペットソナタ」を代表曲として挙げられます。 ユボーやハンセン、ヒンデミットなど、 トランペットソナタを作った作曲家は数多くいらっしゃいますが、 ピルスのトランペ…

現代音楽を聞く その56

スクリャービン、良いですよね。 ロシアの作曲家として知られるアレクサンドル・スクリャービン。 ピアノ曲でその真価を発揮したともいわれる彼ですが、 前期と後期でこれほど印象の違う作曲家も珍しいと思います。 ピアノソナタ第2番嬰ト短調作品19は、昔よ…

現代音楽を聞く その55

学生時代に吹奏楽部に入っていればよかった、 と今も後悔しているところもあるんです。 吹奏楽というジャンルに未だに劣等感にも似た感情を抱いているのは、 そうした引け目も理由の一つとしてあるのかもしれません。 吹奏楽の日本人編曲家、2代巨頭としてあ…

現代音楽を聞く その54

ノルウェーの作曲家と聞くと、 大半の方がグリーグの名前を挙げられると思います。 そのくらい有名ですし、 「ペールギュント」や「抒情小曲集」あるいは「ピアノ協奏曲」は、 音楽の教科書にも載っているくらいに有名です。 ハラール・セーヴェルというノル…

現代音楽を聞く その53

イギリスの作曲家、マイケル・ナイマンの名前を知ったのは、 映画「ピアノレッスン」の音楽、ではありませんでした。 ファミコンで発売されたゲーム「MOTHER」のアレンジアルバム、でもありません(笑) たぶん映画「コックと泥棒、その妻と愛人」だと思いま…

現代音楽を聞く その52

私が管弦楽で最も参考にした作曲家といえばモーリス・ラヴェルです。 楽器の使い方が巧みなことはつとに有名ですけど、 その卓越したオーケストレーションはかなり参考になりました。 さすがにその手法をすべて吸収できませんでしたけどね(笑) そんなラヴ…

現代音楽を聞く その51

アメリカに住んでたこともあるので、 どうしてもアメリカ生まれの音楽家に思い入れが多少なりとあります。 ヴィットリオ・ジャンニーニはアメリカ生まれの作曲家です。 イタリア人っぽい名前ですけど、イタリア系のアメリカ人ですね。 彼の作品というと「じ…

現代音楽を聞く その50

早いものでこのシリーズも50回目となりました。 現代音楽ってどうにも馴染みが深くない人が多くて、 周りにもわかる人がほとんどいないというのがさびしいところですけど(笑) というわけで、本題です。 フィンランドの作曲家といえばシベリウスがかなり有…

現代音楽を聞く その49

スイス生まれの作曲家、エルネスト・ブロッホ。 私自身は「アーネスト・ブロッホ」という呼び名の方がしっくりきますけど、 英語だとこういう言い方になるみたいですね。 彼の作品というと、 「ヘブライ組曲」とか「バール・シェム」あたりが有名でしょうか…

現代音楽を聞く その48

ギリシャの現代音楽作曲家、ニコス・スカルコッタス。 そのご多分に漏れず、やはり学生時代に現代音楽へ傾倒していた頃に、 聞いていた作曲家の一人です。 大編成よりも室内楽に偏愛傾向のあった当時の私は、 当時レコードで彼の室内楽曲集を手に入れて聞い…

現代音楽を聞く その47

Henryk Mikołaj Górecki - Totus Tuus 朝目覚めてふとこの曲が頭に舞い降りてきたので、 ポーランドの作曲家、ヘンリク・グレツキのことを書きます。 グレツキの合唱曲「Totus Tuus」。 意味としては「私のすべてをあなたに捧げます」という意味のラテン語で…

現代音楽を聞く その46

20世紀初頭に活躍した音楽家、橋本国彦。 教育者としても知られている彼ですが、多くの佳作を残しています。 私自身は室内楽志向の人間なので、交響楽よりもピアノ曲の方に魅力を感じます。 そんな彼のピアノ曲集「三枚繪」がお気に入りです。 橋本 國彦: 三…

現代音楽を聞く その45 

メキシコの作曲家、マヌエル・ポンセ。 日本ではほとんどなじみのない作曲家の一人ですね。 彼の作品を日本で聞いたことはありません。 最初に彼の作品で聞いたのは「ピアノ協奏曲」だったと思うんですけど、 そのあとに聞いた「ギター協奏曲(南の協奏曲)…

現代音楽を聞く その44

5年ほど前にお亡くなりになった諸井誠さん。 私も彼の作品に少なからず影響を受けた一人です。 もちろん音大時代のことですけど(笑) 「ヴァイオリンとオーケストラのための協奏組曲」。 彼が32歳のころの作品なのだそうです。 諸井誠:ヴァイオリンとオー…

現代音楽を聞く その43

ドイツの現代音楽界の巨匠、ディーター・シュネーベル。 今年の5月に亡くなられたと聞いた時に少なからぬショックを受けました。 かなり前衛的な作曲家としても知られているシュネーベル。 私もそのすべてを知り得ているわけではないのですが、 「マウルヴェ…

現代音楽を聞く その42

やっぱりフランス音楽好きなんだなぁ。 指揮者としても活躍していたガブリエル・グロヴレーズ。 どちらかというと現代音楽というよりも新古典派的な趣きもあるんですけど、 20世紀を代表する作曲家の一人ということで、そこはどうかひとつ(笑) 室内楽や声…

現代音楽を聞く その41

アメリカのピアニストで作曲家のレオ・オーンスタインの作品で、 最初に聞いたのが「Morning in the woods(森の朝)」でした。 曲のそこここにフランスのにおいがするんですけどね。 Leo Ornstein - Morning in the woods そのあとで聞いたのが、 彼の作品…

現代音楽を聞く その40

モートン・フェルドマンの音楽は、長いんです。 静かな音が延々と続くような感じで、 ずっと聞いていると彼我の境界が怪しくなることうけあいです。 私は好きなんですけどね、こういう音。 彼の音楽で最初に出会ったのは「ピアノと四重奏曲」でした。 彼の晩…

現代音楽を聞く その39

エストニアの音楽をここ最近聞く機会が増えてきました。 NHK交響楽団の首席指揮者となったパーヴォ・ヤルヴィが、 エストニア出身であることから、 母国の優れた作品を演奏する回数が増えてきているというのもありますが、 元々優れた音楽家を輩出するお国柄…