音楽つれづれ日記

ありとあらゆる音楽が好きな人。特にジャズが好き。たまにキツい毒をはいたりしますが根はいい奴です。

現代音楽を聞く その82

イタリアの作曲家、ルカ・ロンバルディの、 フルートソロ曲集「Flatus」を聞いたのは今から10年くらい前のことです。 Luca Lombardi: Musik Fur Soloflote アーティスト: Roberto Fabbriciani 出版社/メーカー: Kairos 発売日: 2018/07/20 メディア: CD この…

Incidental Music Vol.75

平日のお昼にフジテレビ系列で放送されていた、 通称「昼ドラ」の音楽をよく聞いていました。 サントラなどが発売されなくて、ドラマを見ることでしか音楽が堪能できず、 主題歌あるいは主題曲が発売されることもかなりまれでした。 1989年に放送された「華…

Norah Jones / Day Breaks【ジャズのススメ 125】

ノラ・ジョーンズのアルバム、実はこればっかり聞いてます(笑) DAY BREAKS アーティスト: NORAH JONES 出版社/メーカー: BLUEN 発売日: 2016/10/07 メディア: CD この商品を含むブログ (16件) を見る デビューアルバム「Come Away With Me」でグラミーを総…

ブラスぷらす Op.16

アルフレッド・リードのことは書いておいて、 なんでフィリップ・スパークの曲を紹介しないのか、 と、ブログを見てくださっている方のお一人から意見がございました。 前にも書きましたがこのブログは、 私の趣味嗜好に則って書いている部分が大きいので、 …

くだらないの中に

もともとラジオっ子です。 映像のない、音だけの世界に溺れたのは、 たぶんテレビよりももっと聴視者(ラジオのリスナー)寄りだからかもしれません。 私も一時期ハガキ職人になっていたこともありましたし、 自分のハガキが読まれても、読まれなくても、 そ…

現代音楽を聞く その81

入野義朗さんというと、 黛敏郎さんや諸井誠さんらとともに現代音楽の旗手として、 20世紀音楽研究所なるものを組織して作曲活動をされた方です。 例にもれず、私も学生時代に入野さんの曲は聞きました。 日本人で最初に十二音技法を用いて作曲をした最初の…

イヤフォンとわたし

通勤中に音楽を聞かなくなりました。 電車の中で本を読むことが多いんですが、 読書している時には、音楽があったほうが良いんです。 で、イヤフォンで聞くことが多かったんですけど、 いろいろあってイヤフォンで音楽を聞かなくなったんです。 そのきっかけ…

Incidental Music Vol.74

「マチネの終わりに」の映画を見に行ったのは、 別の映画を見に行ったとき予告編で気になったからです。 主演が福山雅治さんと石田ゆり子さんってのも面白そうだなって思ったし、 実は原作も以前読んでいたので、どんなもんかと思ってみました。 まあ、原作…

編曲と品格

ブログのタイトルは大仰ですけど、内容は薄いと思います(笑) 編曲の定義ってものすごく難しいと思うんですが、 誤解を恐れずに言うと「作曲家の作ったものを装飾する」作業になります。 歌の伴奏付けはもちろんのこと、前奏や間奏、後奏などなど、 作曲家…

Cecil Taylor Unit / Akisakila【ジャズのススメ 124】

セシル・テイラーのことは以前書いた記憶はないんですが、もし書いてたらすいません。 前回の「ジャズのススメ」を書いてた時に、頭の中で鳴っていたのはこのアルバムだったんですよ。理由はよくわかりませんけど。 hw480401.hatenablog.com ↑前回のやつです…

ブラスぷらす Op.15

ロジャー・ニクソンといえば、私などは最初室内楽作品から入ったので、 未だに吹奏楽の人という印象は持ちえないんですけど、 それでもかなりの吹奏楽曲を手掛けているのも事実なので、 やはりこちらで紹介するべきだろうと思いました。 で、彼というと「Fie…

現代音楽を聞く その80

フィンランドの現代音楽家といえば、 今ならカイヤ・サーリアホを挙げる人が多いと思います。 私が彼女の音楽と接したのはずいぶん昔でしたが、 近年でも作品を精力的に作り続けており、私も目が離せない作曲家の一人です。 カイヤ・サーリアホの個展 アーテ…

ゴレンラク

このブログでは主に音楽関連のお話をさせていただいております。 読んでいる方も多くなり、コメントもちょくちょく頂くようになりました。 嬉しいです。ありがとうございます。 で、私のもう一つのブログ「ヒロユキの世迷い言」ですが、 前にもご報告させて…

Incidental Music Vol.73

以前、Bloggerでずっと書いていたブログを、現在お引越し作業中なんです。 Bloggerって特殊なブログ形式になっていて、 そのままブログを移行するのは結構骨が折れるんですけど、 写真のリンクとかまだ全然手が付けられない状態になっておりまして。 まあ、…

KAZUNORI TAKEDA / Gentle November【ジャズのススメ 123】

前々から、ジャズピアニストの友人に指摘されていたことなんですが、 「おまえは日本人なのに、日本人のジャズを軽視する傾向にある」 と毎年のように言われています。 特に選り好みをしているつもりはないんですけど、 よくよく考えてみると、 このブログで…

ブラスぷらす Op.14

吹奏楽の楽曲というと、どうしてもアメリカの作曲家を多く聞いています。 なので、ここで紹介する曲も大体はアメリカものが多くなります。 ジェームズ・カーノウ(James Curnow)といえば、 最初に聞いたのは「交響的三章」だったと記憶していますが、 その…

現代音楽を聞く 特別編

藤倉大作曲、「春と修羅」、映画「蜜蜂と遠雷」"Spring and Asura" - Dai FUJIKURA (for the movie "LISTEN TO THE UNIVERSE". 先日見てきた映画「蜜蜂と遠雷」。 その予選で使われたとされる「春と修羅」という曲。 作中では、ベテラン作曲家である菱沼忠明…

Incidental Music Vol.72

土日の夕方にアニメをたくさんやっていた時代というのがありました。 時代を経て、アニメ=深夜枠というのがやや定着した感もありますが、 それでも、子供を対象にしたアニメなども継続して製作されており、 なんにしても「最近、アニメ多すぎだろ」と思う今…

Julius Watkins / Mood in Scarlet【ジャズのススメ 122】

ホルン、と聞くとあのカタツムリみたいな形を思いうかべる方も多いでしょう。 私の兄が吹奏楽部に入っていた頃にやってたので、 学校で支給されたホルンを自宅に持ち帰って練習していました。 なので、ほかの金管楽器と比べると接した回数は多いと思います。…

ブラスぷらす Op.13

アメリカの作曲家、サミュエル・ロバート・ヘイゾ。 吹奏楽で活躍する音楽家なんですけど、 この名前を知ったのは本当にここ10年ほどのことです。 前にも言いましたけど、本当に吹奏楽には疎いんです・・・ いろいろ彼の曲は好きなんですけど、 「Exultate(…

映画「蜜蜂と遠雷」の感想(ネタバレあり)

さっき観てきました、「蜜蜂と遠雷」。 原作も単行本と文庫本で二回読みましたし、 キャストもなかなか面白そうで楽しみにしていました。 本当は公開初日に行きたかったんですけど、 仕事の関係でどうしても公開当日は無理だったので、 翌日、つまり今日の仕…

現代音楽を聞く その79

ドイツの現代音楽作曲家、シュテファン・ヴォルペ。 彼の名前を知ったのは、例の如く音楽学校にいた頃です。 あの頃はずーっと現代音楽を聞いていた感じですね。 三か月とか四か月とか、ほかの音楽にかまけることなく、 その世界に耽溺していた時期です。 ノ…

Incidental Music Vol.71

イギリス映画「フル・モンティ」は好きな映画の一つです。 ただ、私の周りでは評価は賛否両論みたいです。 映画にしろ演劇にしろ、 エンタテインメントというものには賛否がつきまとうものですけどね。 のちにミュージカル化もされているようですけど見たこ…

Woody Shaw / United【ジャズのススメ 121】

こういうアルバムは自分ではなかなか見つけられないんです。 数多くジャズは聞いてますけど、それでもフォローできない人もいます。 だから、こういう時にジャズ好きの友人知人がいると助かるんです。 ウディ・ショウのことはもちろん知ってます。 アメリカ…

ブラスぷらす Op.12

吹奏楽の編曲依頼というのはたまに頂くんですが、 普通の吹奏楽の曲を小編成のものへ編曲するというのがたまにあるんですよ。 どうしても大人数で演奏する印象のある吹奏楽ですが、 団員あるいは部員の少ないところなどは、 楽器を掛け持ちしたり、あるいは…

「ゼルダの伝説 夢をみる島」の音楽の感想 (ネタバレあり)

2019年9月22日の1時50分くらいですかね。 無事クリアしました。 ゼルダの伝説 夢をみる島 ARTBOOK SET -Switch 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2019/09/20 メディア: Video Game この商品を含むブログを見る ここから先は夢島のネタバレ全開で書く予定です…

現代音楽を聞く その78

ドイツの作曲家、ハンス・エーリヒ・アポステル。 たぶん、日本ではほとんど彼の楽曲は演奏される機会がないようです。 私が知らないだけで、実はコンテンポラリー界隈では演奏しているかもしれませんけど、少なくともここ数年で演奏曲目に彼の名前は無いよ…

Incidental Music Vol.70

ミュージカル「回転木馬(Carousel)」は、「サウンドオブミュージック」など数多くの作品を手掛けた、オスカーハマースタイン2世とリチャード・ロジャースによって作られたミュージカルです。 サッカーファンだと「You'll never walk alone」が有名ですよね…

「金5でNight! Vol.2」へ行ってきた

もともと吹奏楽には疎い、というのはこのブログで何度も書いてます。 とはいえ、私の音楽学校時代の師匠筋から、 「ありとあらゆる音楽を聞け、そして分析しろ」という教えを忠実に守り、 それ以前からもずっといろいろな音楽を楽しんでいました。 金額五重…

Ken McIntyre / hindsight【ジャズのススメ 120】

アルトサックスのジャズミュージシャンというと、 チャーリー・パーカーやリー・コニッツ、 あるいはポール・デズモンドあたりがよく知られているんでしょうか。 (あえて古めのやつばっかり挙げてますけどw) ケン・マッキンタイヤーといえば多芸な演奏家…